外壁塗料には様々な機能をもつものがあります。
その1つに防水機能をもつものが挙げられます。
塗装することで雨水の侵入を防げるのはありがたいですよね。
今回は横浜で外壁塗装をお考えの方に向けて、外壁塗装の防水機能についてご紹介します。
□防水機能のある塗料の役割について
防水機能のある塗料の主な役割は、その名の通り家の中への雨水の侵入を防ぐことです。
雨水の侵入は住宅の劣化を早める大きな要因となります。
そのため、住宅の寿命を保つ上で外壁塗装で防水性を高めることはとても重要です。
ではどのように雨水の侵入を防いでいるのでしょうか。
防水機能のある塗料は一般的な塗料に比べてひび割れに強いという特徴があります。
その理由としては、塗膜にゴムのような弾力が備わっているからです。
他の塗料では外壁にひび割れが起きると塗膜まで破れてしまいますが、防水性のある弾性塗料では塗膜が伸びることでひび割れの影響を受けないようにしています。
このような特性により、外壁の防水性を高めているのです。
□防水機能のある塗料の種類と特徴について
防水機能のある塗料は弾性塗料ともいいます。
弾性塗料は大きく分けて3種類あります。
そのそれぞれの特徴についてご紹介します。
1つ目は、単層弾性仕上げです。
単層弾性仕上げは3回塗りで仕上げる一般的な方法です。
弾性塗料を複数回塗ることで厚みを増してひび割れをカバーします。
メリットは他と比べて作業工程が少なく、比較的手ごろな価格で施工できる点です。
デメリットは、アクリル系の塗料が多いため耐久性が低い点です。
相性のいい外壁材はモルタル素材です。
2つ目は、複層弾性仕上げです。
複層弾性仕上げは、先程の単層弾性仕上げより増えて5回塗りで仕上げます。
メリットは、塗膜が厚くなるので防水性が非常に優れている点です。
逆にデメリットは、作業工程が多く施工に手間と費用がかかってしまう点です。
3つ目は、微弾性仕上げです。
微弾性仕上げは、「微弾性フィラー」という下塗り材を用いて3回塗りで仕上げるやり方です。
メリットは下塗り時点で弾性があるため、現在あるひび割れを補修する働きがあることです。
デメリットは塗料の伸び率がやや悪く、防水性が少し他に比べて劣る点です。
□まとめ
防水機能のある塗料の役割とその特徴についてご紹介しました。
外壁塗料にはさまざまな機能をもつものがありますが、その中でも防水機能はとても重要ではないでしょうか。
住宅の防水性を高めて長く暮らせるようにできると良いですね。
外壁塗装で防水についてお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
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