シーリングの打ち替え
サイディング板どうしのつなぎ目の部分に使われているゴム状の詰め物のことをシーリングといいます。
気密性を高め雨水の侵入を防いだり、振動を吸収したりする役割を担っています。
劣化するのが早い部分であり、正常な状態では弾力がありますが、劣化によって徐々に弾力を失い、上記の役割を果たせなくってしまいます。
そのため、劣化した場合打ち替えが必要となります。
寿命は7~10年ほどですが、紫外線や雨などの影響により早く劣化することもあるので定期的に点検が必要です。
ひび割れや破断などが見られるようになったら打ち替えを検討しましょう。
塗装の塗り替え
サイディングには表面に塗装がされています。
塗装が劣化してしまうと、サイディング自体が傷むようになってしまいます。
そのため、劣化が進む前に塗装し直すことが重要です。
塗料の種類によって寿命は異なりますが、色あせや塗膜の剥がれなどが見られる場合は塗り替えを検討しましょう。
サイディングの張り替え
サイディング自体が傷んでしまった場合、新しいものに張り替える必要があります。
サイディングの寿命は30~40年ほどですが、シーリングや塗装のメンテナンスを怠っていると早く劣化は進んでしまいます。
板が反っていたり、欠けていたり、へこんでいたりする場合には張り替えを検討しましょう。
自分でできるメンテナンス
簡単な補修であれば、ご自身でできるものもあります。
*小さなひび割れの補修
幅0.3mm以下の小さなひびであれば応急処置を行うことができます。
セメントチョークを手で塗り込んでいくチョーク式や、セメントの粉を噴射して定着させるスプレー式などの方法によって補修します。
*シーリングの補修
素人には難易度が高いですが、シーリングの補修を自分でできる場合があります。
古いシーリングを取り除き、専用の接着剤を塗布した後、シーリングを充填し補修します。
普段からメンテナンスをしていれば劣化を抑えることができますが、難しいため失敗してしまったり、高いところを補修するのは危険であったりするため、無理せず行うことが大切です。
少しでも不安に思ったら業者に依頼するようにしましょう。
まとめ
以上サイディングのメンテナンス方法について解説しました。
ご自宅の劣化状況に合わせて適切なメンテナンスを行いましょう。
サイディングを長持ちさせるには、きちんと塗装を行うことが重要です。
当社では、お客様に満足していただける塗装を行なっています。
ぜひ一度ご相談ください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)