塗料の比較
塗料はグレードによる区別もそうですが、さらに細かなカテゴリーによって分類されます。
以下に、その分類の大きな順に示します。
*艶の有無
まず区別されるのは、塗料に艶があるかどうかです。
艶の有無は外壁塗装において見落とされがちですが、実は重要なポイントで、仕上がりが全く違った物になります。
*塗料の性質
艶の次に、塗料を何によって薄めているかの違い、すなわち水性か油性かによって分類されます。
この2つの最も大きな違いはにおいです。
油性の場合、シンナーに起因する刺激臭がしますが、水性の場合においはほとんど気になりません。
また水性の方がやや安価ですが耐久面や塗りやすさでは油性に劣ります。
*塗料のグレード
性質の次は、原材料として用いられる樹脂の違いによってグレードが分類されます。
アクリル、ウレタンなどの名前を耳にした方もいるのではないでしょうか?
グレードの違いは、耐久年数の違いです。
グレードの高い物ほど耐久面で優れますが、その分費用は高くなります。
代表的なグレードを、グレードの低い順に4つ挙げます。
- アクリル
安価さが売りの塗料です。
しかし、耐久面で最も劣ります。 - ウレタン
アクリルと比較して、価格面で少し劣り、耐久面で少し勝る塗料です。
費用面と耐久面のバランスがいい塗料です。
耐久面よりも費用面を重視する方におすすめです。 - シリコン
ウレタン同様にバランスのいい塗料です。
費用を重視する方であれば、ウレタンですが、耐久性を重視する方には、シリコンがおすすめです。 - フッ素
価格が最も高く、耐久性が最も優れています。
耐久性は申し分ないため、お金に余裕がある方におすすめします。
*液の組み合わせ
塗料は、それ自身のみでそのまま使用できるものと、硬化剤と呼ばれる別の液と混ぜることで初めて使えるものがあります。
前者を1液型塗料、後者を2液型塗料といいます。
1液型は使用が容易ですが、耐久性が高いわけではなく、その手軽さ故に手抜き工事や失敗の危険があります。
一方、2液型は使用するまでは手間がかかりますが、仕上がりがよく耐久性が高いといった特徴があります。
双方にメリットとデメリットがあります。
*特殊機能
近年の開発技術の進歩によって、様々な機能を持った塗料が登場しています。
例として以下に2点示します。
- セラミック
外壁の汚れに強く、雨によって汚れの除去ができます。
また、セラミックを壁に吹きかければ、汚れを防止できるでしょう。 - 耐熱塗料
その名の通り熱に強いです。
表面の反射を利用して温度上昇を防げます。
まとめ
以上、外壁塗装する際の塗料の種類についてご紹介しました。
外壁塗装を考えている方は、ぜひこの記事を参考に塗料を選択してください。
また、当社は横浜市で外壁塗装を承っています。
横浜市で外壁塗装を考えている方は、ぜひお問い合わせください。
川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)