外壁塗装を考えているものの、「相場がわからない」「適正価格なのか不安」と悩んでいませんか?
外壁塗装は決して安い買い物ではなく、業者や塗料の選び方によって費用が大きく変わります。事前に相場を把握しておかないと、必要以上に高額な請求をされるリスクもあります。
本記事では、外壁塗装の費用相場を「30坪・40坪・50坪」「2階建て・3階建て」別に詳しく解説します。また、塗料の種類ごとの価格比較や、費用を安くする方法についても紹介します。
見積もり時の注意点や助成金の活用方法も解説するので、適正価格で外壁塗装を行うための参考にしてください。
外壁塗装の費用相場は?塗料・建物の広さ・施工内容による違い
壁塗装の費用は、塗料の種類・建物の広さ・施工内容などによって大きく変わります。適正価格を知るためには、費用の決まり方や相場を理解することが重要です。
ここでは、外壁塗装の費用が決まる要素や、坪数・階数別の相場、塗料ごとの価格比較について詳しく解説します。
外壁塗装の費用はどう決まる?
外壁塗装の費用は、一律ではなくさまざまな要因によって変動します。見積もりを取る際に、「なぜこの金額になるのか?」を理解しておくことで、不当な高額請求を避けることができます。ここでは、外壁塗装の費用を決める主な要素を解説します。
①塗料の種類
外壁塗装の費用に最も影響を与えるのが塗料の種類です。塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ耐久年数や価格が異なります。なかでも、現在主流となっているのが「シリコン塗料」と「無機塗料」で、それぞれ価格や耐久性に違いがあります。シリコン塗料は、価格と耐久性のバランスが良く、多くの住宅で採用されています。一方、無機塗料は初期費用が高いものの、耐久性が高いため長期的に見るとコストメリットがあるという特徴があります。
②施工面積(30坪・40坪・50坪など)
塗装する面積が広いほど、塗料の量や作業時間が増えるため、費用も高くなります。一般的に30坪の住宅よりも50坪の住宅の方が塗装費用は高くなる傾向にあります。
③建物の階数(2階建て・3階建て)
建物の高さによっても費用は変わります。3階建ての場合は足場が高くなるため、その分コストが上乗せされます。また、高所作業が必要になるため、人件費も増える傾向にあります。
④その他の費用(足場代・人件費など)
外壁塗装の費用には、塗料代以外にも足場代や人件費、下地処理費用などの諸経費が含まれます。特に足場代は施工費全体の20~30%を占めることが多く、外壁だけでなく屋根塗装も同時に行うことでコスト削減につながるケースもあります。
30坪・40坪・50坪の外壁塗装費用相場
外壁塗装の費用は、建物の大きさ(坪数)によって異なります。塗装する面積が広くなるほど、使用する塗料の量や施工時間が増えるため、費用も高くなります。以下、30坪・40坪・50坪の住宅の費用相場を紹介します。
■30坪・40坪・50坪の外壁塗装費用相場
外壁塗装の費用は、建物の大きさ(坪数)が広くなるほど高くなる傾向にあります。なぜなら、使用する塗料の量が増え、施工にかかる時間や人件費も上がるためです。ここでは、30坪・40坪・50坪の住宅の費用相場について解説します。
■30坪の外壁塗装費用相場
延べ床面積が約100㎡の30坪の住宅では、塗装面積は約120~150㎡になります。この場合、シリコン塗料を使用すると70万~100万円、無機塗料を使用すると100万~140万円が相場です。塗装する面積が比較的小さいため、費用を抑えやすく、100万円以内で施工できるケースもあります。
■40坪の外壁塗装費用相場
延べ床面積が約130㎡の40坪の住宅では、塗装面積は約160~200㎡になります。30坪の住宅と比べて塗る面積が増えるため、費用も高くなります。シリコン塗料の場合は90万~120万円、無機塗料の場合は130万~180万円が相場です。施工範囲が広いため、業者によって見積もり金額に差が出やすく、相見積もりを取ることが重要になります。
■50坪の外壁塗装費用相場
延べ床面積が約165㎡の50坪の住宅では、塗装面積は約200~250㎡になります。この規模になると、外壁塗装の費用も大きくなり、シリコン塗料の場合は110万~150万円、無機塗料の場合は160万~220万円が目安です。50坪以上の住宅では、屋根塗装と同時に行うことでコストを抑える方法が有効です。
■坪数による費用の違いと注意点
- 30坪の住宅は、比較的費用を抑えやすく、塗料の選び方次第で100万円以内での施工も可能
- 40坪の住宅は塗装面積が増える分、30坪に比べて20万円ほど高くなる傾向
- 50坪の住宅は広範囲の塗装が必要なため、最低でも120万円以上の予算を見ておくのが安心
また、外壁塗装の費用は、塗料の種類や施工内容によって大きく変わります。相見積もりを取る・助成金を活用する・屋根塗装とセットで施工するなどの方法で、コストを抑える工夫が可能です。
※2階建て・3階建て外壁塗装の費用相場を詳しく知りたい方は『【横浜市】2階建て・3階建て外壁塗装の費用相場はどれくらい?費用を左右する5つの要因を徹底解説』をご覧ください!
2階建て・3階建ての外壁塗装費用相場
外壁塗装の費用は、建物の高さ(階数)によっても変わります。特に3階建ての住宅は、2階建てに比べて費用が高くなる傾向にあります。その理由として、足場の設置費用が増えることや、高所作業のリスクが上がることなどが挙げられます。
■2階建ての外壁塗装費用相場
一般的な2階建ての住宅(延べ床面積120~150㎡)の場合、外壁の塗装面積は150~200㎡程度になります。塗料の種類によって異なりますが、シリコン塗料を使用した場合の相場は80万~120万円、無機塗料を使用すると120万~160万円程度になります。
2階建ての住宅では、比較的費用を抑えやすいため、塗料の種類を選ぶ際にコストと耐久性のバランスを重視することが大切です。また、屋根塗装を同時に行うことで、足場代を節約することが可能です。
■3階建ての外壁塗装費用相場
3階建ての住宅は、2階建てに比べて外壁の塗装面積が増え、さらに高所作業が必要になるため、施工費が高くなる傾向にあります。一般的な3階建て住宅(延べ床面積150~180㎡)の場合、外壁の塗装面積は200~250㎡程度になり、シリコン塗料では100万~140万円、無機塗料では150万~200万円程度が相場です。
また、3階建てでは足場の設置がより複雑になり、その分コストがかかります。特に足場代は20万~30万円ほどかかることが多いため、見積もり時に内訳をしっかり確認することが重要です。
■階数による費用の違いと注意点
- 2階建ての住宅は比較的コストを抑えやすく、選ぶ塗料によって100万円以内で施工可能なケースもある
- 3階建ての住宅は、足場代や高所作業の影響で、2階建てより20万~40万円ほど高くなる傾向
- 見積もり時に足場代が含まれているか確認し、追加費用が発生しないか注意する
3階建ての住宅は施工コストが高くなりがちですが、助成金を活用したり、地元の業者と直接交渉したりすることで、費用を抑えることが可能です。
※30坪・40坪・50坪の塗装費用の相場を詳しく知りたい方は『【横浜市】30坪・40坪・50坪の外壁塗装費用を徹底解説!費用を抑えるコツと業者選びのポイント』をご覧ください!
塗料の種類別の費用相場と特徴
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類によって大きく変わります。塗料の種類ごとに耐久年数や価格が異なるため、どの塗料を選ぶかが施工費用に大きく影響します。ここでは、シリコン塗料・フッ素塗料・ラジカル塗料・無機塗料の特徴と費用相場について解説します。
①シリコン塗料|コストと耐久性のバランスが良い
シリコン塗料は、現在最も普及している塗料のひとつで、価格と耐久性のバランスが良いのが特徴です。耐久年数は約10~15年で、比較的長持ちするため、多くの住宅で採用されています。
費用相場は、1㎡あたり2,500円~4,000円程度で、30坪の住宅では約70万~100万円、50坪の住宅では約110万~150万円が目安です。
②フッ素塗料|高耐久で長期間メンテナンス不要
フッ素塗料は、耐久性が高く、15~20年ほどの長寿命が特徴です。紫外線や雨風に強いため、長期間メンテナンス不要で、建物の寿命を延ばすのに適した塗料です。
費用相場は、1㎡あたり3,500円~5,500円程度で、シリコン塗料よりやや高額になります。30坪の住宅では約90万~130万円、50坪の住宅では約130万~180万円が目安です。
③ラジカル塗料|コスパの良い最新塗料
ラジカル塗料は、比較的新しい塗料で、耐久性が高く、価格も抑えめというコストパフォーマンスに優れた塗料です。耐久年数は約12~16年で、シリコン塗料と同等かそれ以上の耐久性を持っています。
費用相場は、1㎡あたり2,800円~4,500円程度で、30坪の住宅では約75万~110万円、50坪の住宅では約115万~155万円が目安です。
④無機塗料|最高ランクの耐久性と価格
無機塗料は、耐久性に優れ、メンテナンス回数を減らせるのが特徴です。耐久年数は約15~25年と非常に長く、汚れがつきにくい性質を持っています。価格は高めですが、長期的に見れば塗り替え回数を減らせるため、トータルコストを抑えることができます。
費用相場は、1㎡あたり4,000円~6,000円程度で、30坪の住宅では約100万~140万円、50坪の住宅では約160万~220万円が目安です。
■どの塗料を選ぶべきか?
- コストを抑えたい場合→シリコン塗料・ラジカル塗料
- 長期間の耐久性を重視する場合→フッ素塗料・無機塗料
- メンテナンス回数を減らしたい場合→無機塗料
予算やメンテナンス頻度を考慮し、最適な塗料を選ぶことが重要です。
※外壁塗装の塗料ごとの費用相場を詳しく知りたい方は『【横浜市】外壁塗装の塗料ごとの費用相場は?塗料の種類と選び方を徹底解説』をご覧ください!
外壁塗装の見積もりポイント|適正価格を見極める方法
外壁塗装は決して安い買い物ではなく、業者によって見積もり金額に差が出ることがよくあります。しかし、金額だけで判断すると、施工内容が不十分だったり、後から追加費用が発生したりする可能性もあります。そのため、見積もりの内訳をしっかり確認し、適正価格を見極めることが重要です。
ここでは、見積もり時に確認すべきポイントや、悪徳業者を避けるための注意点、助成金・補助金の活用方法について詳しく解説します。
見積もりのチェックポイント3つ
外壁塗装の見積もりを取る際は、金額の安さだけで判断するのは危険です。業者ごとに価格や施工内容が異なるため、見積もりの内訳をしっかり確認し、適正な工事が行われるかを見極めることが大切です。ここでは、見積もり時に必ずチェックすべき3つのポイントを解説します。
①内訳の確認(施工内容・塗料代・諸費用など詳細が記されているか)
見積もりには、塗料代・人件費・足場代・下地処理費などの内訳が詳しく記載されているかを確認しましょう。特に注意すべき点は、以下のようなケースです。
- 「一式」などの曖昧な表記→具体的な施工内容が不明確で、不当に高額な請求をされるリスクあり
- 塗料の種類が明記されていない→安価な塗料に変更される可能性がある
適正な業者であれば、見積もりの項目を細かく説明してくれるため、不明点があれば積極的に質問しましょう。
②保証の有無
外壁塗装は長期的なメンテナンスが必要な工事です。そのため、施工後の保証内容を確認することが重要です。保証には、大きく分けて以下の2種類があります。
- 施工保証(業者が提供する保証)→施工ミスや塗装の剥がれに対応
- メーカー保証(塗料メーカーが提供する保証)→塗料の耐久性に関する保証
保証期間や対象範囲を事前に確認し、万が一のトラブルに備えておくことが大切です。
③費用(安さ・高さ)だけで施工業者を選ばない
「他社よりも大幅に安い」「今なら特別価格」といった業者の宣伝文句に惹かれ、安易に契約するのは危険です。極端に安い見積もりの業者は、手抜き工事や追加料金の発生などのリスクがあるため、注意しましょう。
適正な価格で信頼できる業者を選ぶには、相見積もりを取り、複数の業者の価格や施工内容を比較することが大切です。
※外壁塗装の見積もりチェックポイントについてさらに詳しく知りたい方は『外壁塗装の見積もりはここをチェック!外壁塗装の費用相場&見積もりの重要ポイント』をご覧ください!
悪徳業者を回避するための注意点
外壁塗装の業界には、残念ながら悪質な業者も存在します。「相場より極端に安い」「契約を急かされる」などの業者には注意が必要です。適正な施工を受けるために、悪徳業者の特徴や回避するためのポイントを押さえておきましょう。
①相場より極端に安い見積もりを提示してくる
「他社より半額以下で施工できます」といった格安の見積もりを出す業者には注意が必要です。こうした業者の多くは、手抜き工事をしたり、粗悪な塗料を使ったりする可能性があります。
悪徳業者の手口として、最初は安い価格を提示し、後から「追加工事が必要」などと言って高額な請求をするケースもあります。適正価格を知るために、必ず複数の業者から相見積もりを取り、相場を把握しておくことが重要です。
②「今すぐ契約すれば割引」と契約を急かす
「今契約すれば50%OFF」などと急かしてくる業者には要注意です。外壁塗装は高額な工事なので、じっくり比較・検討することが大切です。契約を焦らせる業者は、冷静な判断をさせないようにしている可能性があります。
信頼できる業者は、見積もり後にじっくり検討する時間を与えてくれるものです。「今日決めなければこの価格ではできません」と言われた場合は、一旦断りましょう。
③契約前に施工内容の説明がない
優良な業者は、契約前に塗料の種類や施工の流れ、注意点などを丁寧に説明してくれるものです。一方で、説明を曖昧にしたり、質問に対してはぐらかしたりする業者には注意が必要です。
具体的には、以下のような業者には警戒しましょう。
- 塗料のメーカーやグレードを明示しない(安価な塗料にすり替えられる可能性あり)
- 保証内容について説明がない(施工後のトラブル対応が不透明)
- 工事の流れや日程が不明確(ずさんな工事の可能性あり)
④会社の実績や評判が不透明
外壁塗装の業者を選ぶ際は、実績や口コミを事前に確認することが大切です。悪徳業者の中には、短期間で社名を変更しながら営業しているケースもあります。
信頼できる業者を見極めるために、以下の点をチェックしましょう。
- 会社の公式サイトがあるか(施工実績や会社情報がしっかり記載されているか)
- 口コミや評判を確認する(GoogleレビューやSNSでの評価をチェック)
- 事務所の所在地が明確か(実体のない業者は避ける)
悪徳業者を避けることで、適正な価格で高品質な外壁塗装を受けることができます。
助成金・補助金を活用して費用を抑える方法
外壁塗装の費用を抑える方法のひとつに、助成金や補助金の活用があります。自治体によっては、外壁塗装のリフォームに対して補助金を支給しているケースがあるため、事前に確認しておくと費用負担を軽減できる可能性があります。
■外壁塗装で活用できる助成金・補助金の概要
外壁塗装に関する助成金・補助金には、主に以下のような種類があります。
①省エネ・断熱塗装向けの助成金
断熱性の高い塗料や遮熱塗料を使用する場合、補助金が支給されることがあります。特に、環境に配慮したリフォームを推奨する自治体では、助成金が用意されているケースが多いです。
②移住促進・空き家対策としてのリフォーム補助金
地方自治体では、移住促進や空き家の再生を目的として、リフォーム費用の一部を助成する制度を設けていることがあります。外壁塗装も補助対象となる場合があるため、該当するかどうか確認してみましょう。
③三世帯同居・子育て世帯のためのリフォーム補助金
子育て支援や多世帯同居を推進するための補助金制度がある自治体もあります。外壁塗装単体ではなく、住宅全体のリフォームが対象となることが多いですが、条件次第で塗装費用の一部が補助されることがあります。
■自治体のホームページや市役所などで確認すること
助成金・補助金の申請は、各自治体が定めた条件を満たす必要があるため、事前の情報収集が重要です。以下の方法で、自分の地域で利用できる助成金・補助金を確認しましょう。
①自治体の公式サイトで調べる
「〇〇市 外壁塗装 補助金」などのキーワードで検索すると、自治体の補助金制度の詳細を確認できます。
②市役所や役場に問い合わせる
自治体によっては、窓口で詳細な相談ができる場合があります。申請条件や必要書類を確認し、適用できる補助金があるか問い合わせてみましょう。
③施工業者に相談する
地元の塗装業者は、自治体の助成金制度に詳しいことが多いため、業者に相談するとスムーズに申請できるケースもあります。
■助成金・補助金を活用する際の注意点
- 申請前に契約・工事を進めると補助金対象外になる場合がある
- 自治体ごとに条件が異なるため、事前確認が必須
助成金には予算上限があり、年度内で受付が終了することがあるため、早めに申請する
助成金や補助金を上手に活用すれば、外壁塗装の費用を抑えることができます。
※外壁塗装の費用を助成金を活用してお得にリフォームする方法を詳しく知りたい方は『【横浜市】外壁塗装の費用相場が高い?助成金を使ってお得にリフォームする方法を徹底解説』をご覧ください!
外壁塗装の費用を安くする5つの方法
外壁塗装は決して安い工事ではありませんが、適切な方法を活用すれば費用を抑えることが可能です。業者の選び方や施工のタイミングを工夫することで、無駄な出費を防ぎつつ、適正な価格で高品質な塗装を行うことができます。
ここでは、外壁塗装の費用を抑えるための5つの具体的な方法を紹介します。
※外壁塗装の費用を安くする方法を詳しく知りたい方は『【横浜市】外壁塗装の費用を安くするには?相場と安くする5つの方法を徹底解説』をご覧ください!
外壁と屋根塗装を同時に行う
外壁塗装を行う際に、屋根塗装も同時に施工すると費用を抑えることができます。その理由は、足場の設置費用が1回分で済むためです。
①足場代の節約
外壁塗装や屋根塗装を行う際、必ず足場を組む必要があります。この足場の設置費用は、20万~30万円程度かかるのが一般的です。外壁塗装と屋根塗装を別々のタイミングで行うと、それぞれで足場を設置する必要があり、その分コストがかかります。
しかし、外壁と屋根を同時に塗装すれば、足場を1回設置するだけで済むため、足場代の節約につながります。
②塗装の耐久性を均一にできる
外壁と屋根を同時に塗装することで、塗装の耐久性を均一にすることができます。例えば、外壁と屋根の塗装時期がずれていると、どちらか一方が先に劣化し、結果的にまた足場を組んで塗装を行うことになり、長期的に見るとコストが余計にかかってしまうことがあります。
③トータルコストを抑えられる
外壁と屋根の塗装を同時に依頼すると、業者によってはセット割引を適用してくれる場合があります。また、一度に施工することで作業工程がまとまり、業者側の手間も減るため、人件費の削減にもつながるケースがあります。
地元の塗装業者を選ぶ
外壁塗装を依頼する際、大手業者ではなく地元の塗装業者を選ぶことで、費用を抑えられる可能性があります。その理由は、中間マージンが発生しにくく、細かい要望にも柔軟に対応してもらいやすいためです。
①大手業者は仲介手数料が発生する
大手のリフォーム会社やハウスメーカーに外壁塗装を依頼すると、実際の施工は下請け業者が行うことが一般的です。この場合、仲介手数料や管理費が上乗せされるため、費用が高くなる傾向にあります。
一方、地元の塗装業者に直接依頼すれば、中間マージンが発生しないため、同じ施工内容でもコストを抑えられる可能性があります。
②交通費や出張費がかからない
地元業者は、施工エリアが限られているため、遠方から職人を呼ぶ必要がなく、交通費や出張費がかかりません。また、地元の業者であれば、天候や地域特有の環境を考慮した最適な塗料を提案してもらえるメリットもあります。
③小回りが利き、アフターフォローが充実している
地元の業者は、地域密着型の営業を行っていることが多く、アフターフォローが手厚いのが特徴です。施工後にトラブルが発生した場合でも、すぐに対応してもらいやすく、長期的な安心感があります。
④相場に合った適正価格での施工が期待できる
地元の業者は、地域の相場を考慮して適正な価格で施工を行うことが多いです。大手業者のような広告費がかからないため、その分コストを抑えた適正価格での施工が期待できます。
塗料の種類をコスパで選ぶ
外壁塗装の費用を抑えるには、塗料の種類を慎重に選ぶことが重要です。耐久年数が短すぎる塗料を選ぶと、頻繁に塗り替えが必要になり、結果的に長期的なコストが高くなることもあります。価格と耐久性のバランスが取れた塗料を選ぶことが、コストパフォーマンスの良い外壁塗装につながります。
①コスパの良い塗料とは?
外壁塗装の塗料にはさまざまな種類がありますが、価格が手頃で耐久性にも優れている塗料として、シリコン塗料とラジカル塗料が人気です。
- シリコン塗料(耐久年数:約10~15年)→価格と耐久性のバランスが良く、多くの住宅で採用されている
- ラジカル塗料(耐久年数:約12~16年)→紫外線による劣化を抑える性能があり、シリコン塗料と同等のコスパの良さを持つ
②無機塗料はコストが高めだが長期的にはお得
より高耐久な塗料として、無機塗料(耐久年数15~25年)があります。初期費用は高めですが、長期間塗り替えが不要なため、長期的に見ればコストを抑えられる可能性があります。
「できるだけ塗り替えの回数を減らしたい」「メンテナンスの手間を減らしたい」という人には、無機塗料も選択肢のひとつです。
③コスパ重視なら「ラジカル塗料」が狙い目
最近では、シリコン塗料と同等の価格で、さらに耐久性の高いラジカル塗料が注目されています。汚れがつきにくく、劣化しにくい特性を持っているため、コストパフォーマンスを重視するならラジカル塗料を検討するのもおすすめです。
相見積もりを取る
外壁塗装の費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較することが重要です。特に外壁塗装の見積もりは、業者によって数十万円の差が出ることも珍しくありません。相見積もりを取ることで、適正価格を把握し、不当に高額な請求を避けることができます。
また、極端に安い業者にも注意が必要です。安すぎる見積もりの場合、手抜き工事のリスクがあるため、金額だけでなく施工内容もしっかり確認しましょう。相見積もりを取った後は、価格だけでなく施工内容や保証の有無を比較することが重要です。
助成金や補助金を活用する
外壁塗装の費用を抑える方法のひとつとして、助成金や補助金を活用するという手段があります。自治体によっては、外壁塗装のリフォームに対して補助金を支給している場合があるため、事前に確認しておくことで、コストを削減できる可能性があります。
助成金や補助金の金額は自治体によって異なりますが、数万円~数十万円程度の補助が受けられるケースが多いです。たとえば、断熱塗料や遮熱塗料を使用する場合、あるいは移住や空き家対策などのリフォーム工事に対して、10万円~20万円の補助を受けられる自治体もあります。
まとめ~横浜市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
本記事では、外壁塗装の費用相場や、費用を抑えるための具体的な方法について解説しました。
外壁塗装は、決して安い工事ではありません。しかし、相場を把握し、適切な業者を選ぶことで、コストを抑えつつ満足のいく仕上がりを実現できます。本記事を参考に、自宅に合った最適な外壁塗装の方法を検討してみてください。
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
「まだやるか決めていないんだけれど…」
など、ご心配不要です。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休7時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
また、「相談したいけど対面は少し心配…。」といった方に向けて、LINEやzoomを使った外壁塗装の相談もお受けしております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
川崎本店:〒216-0042 神奈川県川崎市宮前区南野川2-35-2 【公式】YouTubeはコチラ
アクセスはコチラ
川崎南店:〒210-0804 神奈川県川崎市川崎区藤崎4-18-22
アクセスはコチラ
横浜青葉店:〒225-0024 横浜市青葉区市ケ尾町1603-2
アクセスはコチラ
【公式】Instagramはコチラ
この記事の著者について

-
2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)