今回は外壁塗装の塗替え時期や塗替え時期のサインついて、お話していきたいと思います。
弊社は川崎市・横浜市(青葉区)に店舗を構え神奈川県全域を商圏として、主に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・その他リフォーム工事を行っている会社になります。
出来る限り、一般の方にもわかりやすい様に詳しく書いていきますので、最後まで読んで頂ければ幸いです。
これ以外にも、疑問や質問などございましたら、お気軽に、0120-711-056(7:00~19:00)まで「ホームページ見ました」とお問合せしてください。
目次
「マイホームを建てて10年。そろそろ外壁の塗り替え時期かな…」
外壁塗装のタイミングを調べてみると「10年」と書かれている記事をたくさん見つけることができます。
しかし10年も経過していないのに、かなり汚れが目立っていたり、ひび割れが生じていたりしているようなこともあります。
もうすでに10年以上が経過しているのに、それほど汚れもなく、劣化も感じられないということもあります。
外壁塗装の適切な時期というものはあるのでしょうか。
ここでは、外壁の塗り替え時期やタイミング、またそのサインについてご紹介していきます。
外壁塗装の塗り替え時期の目安
外壁は、風雨や紫外線、ホコリなどから私たちを守ってくれています。
しかし、外部に晒されているだけに、少しずつ劣化も進んでいるのです。
外壁を守るために外壁のお手入れである「外壁塗装」に取り組むことが大切です。
ここではその時期・タイミングについてご紹介していきましょう。
・外壁塗装の塗り替え時期は10年でいいの?
一般的によく言われている外壁塗装の塗り替え時期である「10年」。これは目安として正しい時期であるかと考えます。
それは2つの理由があります。
- 塗料の耐用年数
- 建物の耐用年数
まず、外壁に塗装されている塗料には、塗料の種類ごとに耐用年数が異なります。
目安となる耐用年数については次の章で詳しくお伝えしますが、例えば人気の高い「シリコン塗料」や「フッ素塗料」はおおむね10年前後であると言われます。
もちろん紫外線や風雨、海沿いなど、環境の違いによって耐用年数は異なりますが、塗料の塗り替えはおおむね10年と把握しておいていいかと考えます。
もう一つの目安として「建物の耐用年数」があります。
外壁は経年によって少しずつ劣化が進み、ヒビ(クラック)が入ってしまうことがあります。
特に「モルタル」と呼ばれる外壁材は、劣化が生じることによってヒビ(クラック)が入りやすいことでも知られています。
小さなヒビ(クラック)であれば、下塗り剤を塗り込んで補修することができますが、そのまま放置していると、雨漏りが生じるなど、住宅の内部まで影響を及ぼしてしまうことがあるのです。
建物の劣化を防ぐ意味でも、10年の塗り替え塗装はとても大事であると言えるでしょう。
・外壁塗装の耐用年数・期間は
塗料の種類 | 耐用年数 | 施工単価(㎡) |
アクリル塗料 | 3~5年 | 1,000円~2,000円 |
ウレタン塗料 | 5~8年 | 1,500円~2,500円 |
シリコン塗料 | 5~10年 | 1,700円~3,500円 |
ラジカル塗料 | 7~15年 | 2,300円~3,500円 |
フッ素塗料 | 8~15年 | 3,000円~5,100円 |
光触媒塗料 | 12~18年 | 3,800円~5,200円 |
無機塗料 | 15~25年 | 4,400円~5,500円 |
外壁に使用する塗料にはさまざまな種類があります。
それぞれの塗料の目安となる耐用年数と、右には1㎡あたりの施工単価の目安も記載しています。
これをみると分かるように、アクリル塗料はこの中で耐用年数が一番短く、無機塗料がかなり長い耐用年数を持っていることが分かります。
ただ、施工単価を見比べてみると、アクリル塗料はもっとも安くなっており、無機塗料の施工単価が一番高いことが分かるでしょう。
そのため、アクリル塗料を使用する場合であれば、10年に満たない間に塗り替えをする必要がありますが、無機塗料であれば10年を経過してもそれほど劣化が進んでいないことも考えられます。
耐用年数を大幅に超えてしまうような場合には、塗料の劣化だけではなく、外壁自体の劣化にも繋がってきます。
おおよそこの塗料の耐用年数を把握しておき、その目安によって塗り替えのタイミングを考えるといいでしょう。
外壁塗装で知っておきたい塗り替え時期のサイン
- ツヤがなくなる
- 色あせ
- 汚れ
- チョーキング
- 塗膜の膨れや剥がれ
- サビ
- ヒビ(クラック)
- 外壁の浮きや反り
- 外壁のコーキングの剥がれヒビ
外壁は建物の外側にありますから、どうしても塗装は少しずつ劣化していきます。
劣化が見られればすぐに塗り替えが必要であるわけではありませんが、中には早急に塗り替えを検討したほうが良いサインもあります。
ここでは塗り替え時期のサインとして9つのポイントをお伝えし、どの程度の劣化なのかご紹介していきましょう。
・ツヤがなくなる
もともとツヤのある塗装であった場合、少しずつ劣化することによってツヤが失われていきます。
初期段階の劣化であると言えますので、もし入居当初の状態が分かる写真などがあれば、どの程度の劣化が生じているのか見比べてみるといいでしょう。
なお、塗装メーカーが販売している無機塗料の中には、20年程度が経過してもツヤが80%程度維持できるというものがあります。
・色あせ
外壁の色あせは紫外線が原因であると考えられており、紫外線のあたり方によって色あせの程度が異なりますので、部分的に生じることが多くみられます。
そのため、近くでチェックしていても分かりづらいことがあり、少し離れて観察してみると発見できることがあります。
特に日当たりの良い部分と良くない部分を比較してみるといいでしょう。
・汚れ
外壁の塗料は低汚染性・親水性があり、汚れがつきにくく雨によって汚れを流してくれる性質を持っています。
それでも汚れが目立っているということであれば、塗り替えのサインだと考えることができるでしょう。
・チョーキング
チョーキングとは、外壁の表面を触ると白い粉が手に付く現象のこと。
外壁の塗料が劣化してくるとみられる現象で、紫外線などの影響によって塗料の成分が分離し表面に浮き上がってしまうのです。
外壁の塗料には建物を守る効果がありますが、その効果が失われる前に塗り替えておく必要があるでしょう。
・塗膜の膨れや剥がれ
劣化の生じている外壁をチェックしていると、塗膜が膨らんでいたり、剥がれていたりすることがあります。
この症状も塗装の劣化によって多くみられる症状の一つです。
このまま塗料がどんどん剥がれてしまうと、塗料が持っている効果が失われて、外壁そのものを痛めてしまう可能性があります。
・サビ
外壁にサビが付着している状態を発見することがあります。
これは雨どいの金具やベランダの手すりなどのサビが外壁に付着していることや金属製の外壁が劣化することによって発生していることが考えられます。
サビは時間の経過と共にどんどん広がってしまうことになりますので、場合によっては外壁に穴が開いてしまう可能性もあります。
住まいの寿命にも影響することですから、早めに対処するようにしましょう。
・ヒビ(クラック)
外壁にヒビが入っていることを「クラック」と呼びますが、塗装にヒビが入っているものと外壁そのものにヒビが入っていることも考えられます。
髪の毛ほどのヒビは「ヘアクラック」と呼んでおり、その箇所から塗膜が剥がれるリスクが大きいと考えられます。
外壁そのもののヒビは「構造クラック」と言い、雨水が入りやすい状態であるために外壁全体がもろくなってしまう可能性があります。
・外壁の浮きや反り
外壁の種類にサイディングボードと呼ばれる、パネル状に貼り付けるものがありますが、この劣化が進んでしまうと浮いてしまったり、反ってしまったりすることがあります。
当然ながら外壁にすき間が生じて、雨水が侵入してしまうことになります。
外壁をチェックしている中で浮きや反りを感じるようであれば、早めに専門業者に相談するようにしましょう。
・外壁のコーキングの剥がれヒビ
コーキングとはサイディングボードを貼り付ける際に、1枚1枚の継ぎ目に入れる樹脂のことを言います。
コーキングはゴムのような弾力があり、サイディングボードを繋いでおくためにとても重要な役割がありますが、劣化することによって剥がれたり、ヒビが入ったりしてしまいます。
劣化が激しいと雨水が侵入する原因となりますから、発見した際には専門業者に相談するようにしましょう。
まとめ
外壁塗装の塗り替え時期やタイミングについてご紹介しました。
外壁塗装の塗り替え時期は一般的には10年が目安と言われますが、塗料の種類、環境などによって異なります。
そのため、この記事でご紹介した塗り替え時期のサインをしっかりと把握して、適切なタイミングで塗り替えるといいでしょう。
塗装をする際には、地元に密着し、実績豊富な塗装業者を選んでおくことをおすすめします。
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
「まだやるか決めていないんだけれど…」
など、ご心配不要です。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)