外壁塗装は住宅を長持ちさせ、美観を保つために必要な作業ですが、費用が高額になりがちです。そのため、少しでも安く済ませたいと考える方も多いでしょう。
しかし、ただ安いだけの業者を選んでしまうと、仕上がりや耐久性に不安が残ることも。
そこでこの記事では、外壁塗装を安くするための具体的な5つの方法を徹底解説します。費用を抑えながらも、品質を損なわずに外壁塗装を行うためのポイントを、地元密着型の塗装業者目線でお伝えします。
ぜひ、最後までお読みいただき、賢く外壁塗装を実現しましょう。
目次
外壁塗装の費用が高くなる理由とは?
外壁塗装の費用は、単に塗料や作業代だけでなく、さまざまな要素が影響します。そのため、「なぜこんなに高いの?」と疑問に思う方も少なくありません。
しかし、内訳を理解することで、どこにコストがかかっているのかが分かり、適切な節約方法を見つけることができます。
ここでは、外壁塗装の費用が高くなる主な要因について解説し、無駄な出費を抑えるためのヒントを提供します。
外壁塗料の種類・グレード
外壁塗装の費用に大きく影響するのが、塗料の種類・グレードです。
塗料にはさまざまな種類があり、耐久性や防水性、見た目の仕上がりに違いがありますが、それに伴って価格も大きく変わります。
たとえば、シリコン塗料は、比較的低価格でありながら耐用年数が8〜13年と長く、コストパフォーマンスに優れた塗料として多くの家庭で選ばれています。一方で、フッ素塗料や無機塗料は耐久性が高く、長期間にわたって外壁を保護しますが、一時的な初期費用は高くなる傾向があります。
塗料を選ぶ際には、長期的なコストやメンテナンスの頻度を考慮することが重要です。初期費用を抑えたい場合でも、耐久性が低い塗料を選ぶと再塗装が頻繁に必要になり、結果的にコストがかさむ可能性があります。コストパフォーマンスの高い塗料を選ぶことが、費用を節約するための大きなポイントとなります。
外壁の状態・劣化症状
外壁塗装の費用は、作業内容が費用に大きく影響します。
たとえば、下地処理やひび割れ補修といった作業は、外壁の状態によって追加されることが多く、これらが必要になると塗装だけの場合に比べてコストが上がります。
しかし、適切なタイミングで塗装を行い、定期的に点検することで、これらのコストを削減できる可能性があります。早めの対策を講じることで、建物の劣化を防ぎ、結果的に建物自体の寿命を延ばすことができるのです。
見積もりの内訳を正しく理解する
外壁塗装の費用を抑えるためには、見積もりの内容をしっかりと理解することが重要です。見積もりには、塗料代や建材費、施工費の他に、足場費用や下地処理費などといった費用が含まれています。これらの項目は、一見すると細かい費用に思えるかもしれませんが、全体のコストに大きな影響を与えます。
特に注意すべきは、足場費用です。足場の設置は安全に作業を行うために必須であり、費用全体の2割程度を占めるものになります。そのため、基本的には足場代を無料にするようなことはできません。しかし、塗装業者の中には「足場代無料」といって契約を結ぼうとするケースがあります。そのような場合には、ほかの部分で相場よりも高くなっていることがあります。
見積もりを比較する際には、各項目の内容をよく確認し、どこに費用がかかっているのかを理解することが大切です。もし不明点があれば、業者に詳細な説明を求めることで、透明性のある見積もりを得ることができます。また、複数の業者に見積もりを依頼し、項目ごとに比較することで、不要なコストを削減することが可能です。
外壁塗装を安くする5つの方法
外壁塗装を依頼する際、費用を抑える方法を知っているかどうかで、最終的なコストに大きな差が出ることがあります。塗装の質を落とさずに費用を節約するには、いくつかのコツがあります。
ここでは、外壁塗装を安くするための5つの具体的な方法を紹介します。これらのポイントを押さえることで、無駄な費用を削減しつつ、納得のいく外壁塗装を実現することができるでしょう。
①複数の業者に見積もりを依頼する
外壁塗装を安くするための基本的な方法の一つが、複数の業者に見積もりを依頼することです。業者ごとに使用する塗料や施工方法、工期の長さなどが異なるため、同じ作業内容でも提示される金額に違いが出ることが少なくありません。
3社程度の業者に見積もりを依頼し、それぞれの内訳を比較することで、相場を把握しながら、不要なコストを見極めることができます。また、業者同士を比較することで、価格交渉の余地が生まれる場合もあります。業者によっては、他社よりも安い価格を提示してくれることもありますし、見積もりを依頼する際に無料のキャンペーンや割引サービスが適用されることもあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
このように、複数の業者に見積もりを依頼することで、適正価格で高品質な外壁塗装を行うことが可能になります。
②塗装の閑散期を選んで割引を活用する
外壁塗装を安くするもう一つの方法は、塗装業界の閑散期を狙うことです。
一般的に、外壁塗装のピークは気候の安定した春や秋に集中します。この時期は多くの依頼があるため、業者のスケジュールが埋まりやすく、価格交渉が難しいこともあります。しかし、逆に冬季や梅雨明け直後の時期は依頼が少ないため、業者が割引やキャンペーンを実施していることがあります。
閑散期に依頼することで、値引き交渉がしやすくなるだけでなく、業者の施工スケジュールにも余裕があるため、より丁寧な施工が期待できる場合もあります。また、事前に業者が提供する割引情報やキャンペーンを確認し、費用を抑える工夫をすることが効果的です。
塗装の閑散期を活用することで、通常よりもお得に外壁塗装を依頼するチャンスが広がります。
③外壁塗装と屋根塗装を同時に行う
外壁塗装を安くする方法の一つとして、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うという手段があります。これにより、足場費用を一度で済ませることができるため、別々に塗装を依頼する場合に比べて、足場設置の費用が二重にかかることを防げます。
足場の設置は、外壁や屋根の安全な作業に不可欠ですが、意外と大きな費用を占める部分です。そのため、足場代を節約できるだけでなく、工期の短縮にもつながるため、業者によっては追加の割引を受けられる場合もあります。
また、外壁と屋根のメンテナンスを同時に行うことで、住宅全体の耐久性を高め、将来的なメンテナンスコストを抑える効果も期待できます。定期的な点検を行い、外壁と屋根の状態を確認することで、最適なタイミングでの同時施工を検討してみてください。
④助成金・補助金を活用する
外壁塗装の費用を抑えるために有効な方法の一つが、助成金や補助金を活用することです。自治体や政府は、耐震補強や省エネ対策、移住の促進などのために、外壁塗装や断熱塗装に対して助成金や補助金を提供していることがあります。これを活用することで、自己負担額を大幅に削減することができます。
具体的には、耐震性向上や省エネ性能の改善を目的とした塗装工事の場合、条件を満たせば助成金の対象となることがあります。また、エコ塗料や断熱塗料を使用することで、補助金が受けられる可能性もあるため、依頼する業者に助成金の情報を確認すると良いでしょう。
助成金や補助金には、それぞれの条件や申請手続きが必要な場合がありますので、施工を依頼する前に事前に調べることが重要です。これにより、塗装の費用を効果的に削減できる可能性があります。
⑤塗装業者に予算を伝えるようにする
外壁塗装を安く済ませるためには、塗装業者に事前に予算を伝えることが非常に重要です。予算を明確に伝えることで、業者はその範囲内で最適な提案を行い、無駄なコストを抑えた施工プランを提供してくれる可能性が高まります。特に、塗料の選定や作業範囲、施工内容についても、予算に合わせて柔軟に対応してもらえることがあります。
また、価格交渉を行う際も、あらかじめ予算を提示しておくことで、業者側も対応しやすくなります。業者が提案する塗料や施工方法が予算を超える場合でも、安価な代替案を出してもらえることがあり、結果的に費用を抑えることができるでしょう。
予算を伝える際は、無理に価格を下げる要求をするのではなく、コストパフォーマンスの良い選択肢を一緒に探す姿勢で進めることが大切です。こうすることで、双方が納得のいく形で、満足度の高い外壁塗装を実現できます。
安いだけじゃない!信頼できる業者選びのポイント
外壁塗装を安くすることも大切ですが、価格だけで業者を選ぶのはリスクがあります。安いだけの業者を選ぶと、塗装の質が低かったり、仕上がりに不満が残ったりすることも少なくありません。長期的に見てコストパフォーマンスの良い外壁塗装を実現するためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
ここでは、業者選びで失敗しないためのポイントを3つ紹介します。
実績と口コミをチェックする
信頼できる業者を選ぶための基本的な方法の一つが、実績と口コミを確認することです。
実績のある業者は、多くの施工経験を持ち、様々な住宅や建物での外壁塗装に対応してきています。これにより、適切な提案や施工の質が期待できます。業者のホームページには、施工事例やお客様の声が掲載されていることが多いため、過去の施工実績をしっかりと確認しましょう。
また、口コミや評判も重要な判断材料です。インターネットのレビューサイトやSNS、さらには地域の口コミなどを活用して、業者の評判を調べることができます。良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通し、どのような点に不満があったのかを把握することが大切です。
実績と口コミを総合的に判断し、信頼性が高く、施工の質に安心できる業者を選ぶことが、満足のいく外壁塗装のための第一歩です。
担当者のコミュニケーション能力・提案力
信頼できる業者を選ぶ際に見逃せないのが、担当者のコミュニケーション能力や提案力です。
外壁塗装は一度決めたら数十年単位で効果が続く大きな投資です。そのため、事前にしっかりとした打ち合わせが必要となります。打ち合わせ時に、担当者がこちらの要望をきちんと理解し、それに応じた的確な提案をしてくれるかどうかが非常に重要です。
良い担当者は、お客様の立場に立って、費用対効果の高いプランを提示してくれます。たとえば、予算に応じた塗料の選定や、施工スケジュールの調整など、柔軟に対応できることが望まれます。また、施工に関する質問や不安に対して、分かりやすく説明してくれる担当者であれば、安心して工事を任せることができるでしょう。
コミュニケーションの良い業者は、結果的に仕上がりの質も高くなる傾向があり、問題が起こった際の対応もスムーズです。打ち合わせの段階で、担当者の対応力をしっかり確認しましょう。
アフターサービスを確認する
外壁塗装は一度施工が終われば完了というわけではなく、アフターサービスが非常に重要です。
信頼できる業者であれば、施工後の不具合やメンテナンスについてもしっかり対応してくれるため、施工後の安心感が違います。特に、長期保証を提供している業者は、施工に対する自信の表れとも言えます。保証内容や期間については必ず確認しましょう。
例えば、塗装後にひび割れや塗膜の剥がれといった不具合が発生した場合、保証があれば無料で補修をしてもらえることが多いです。また、定期的な点検サービスを行っている業者であれば、早期にトラブルを発見し、建物を長持ちさせることが可能です。
施工後のアフターケアがしっかりしている業者を選ぶことで、長期的なメンテナンスコストも抑えることができ、安心して外壁塗装を依頼できるでしょう。
まとめ~川崎市の外壁塗装・屋根塗装なら
本記事では、外壁塗装を安くするための具体的な方法を5つ紹介しました。
複数の業者に見積もりを依頼することから、塗装の閑散期を狙った依頼、外壁と屋根の同時施工、助成金や補助金の活用、そして予算を業者にしっかり伝えるといった対策を行うことで、塗装費用を効果的に抑えることが可能です。
また、価格だけではなく、信頼できる業者を選ぶことも重要です。業者の実績や口コミ、担当者の対応力、そしてアフターサービスの確認などをしっかり行うことで、価格と品質のバランスが取れた外壁塗装を実現できます。
これらのポイントを押さえ、費用対効果の高い外壁塗装を依頼することで、住宅のメンテナンス費用を抑えながらも、長期的に安心して過ごせる環境を整えましょう。
川崎市の屋根塗装・外壁塗装なら、地元に密着し、実績豊富な塗装業者に相談しながら進めていくことをおすすめします。
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
「まだやるか決めていないんだけれど…」
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「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)