ユニバーサルホームの家にお住まいの皆様、外壁塗装についての知識はお持ちでしょうか?
多くの方が住宅を購入する際に、その性能やデザインを重視しますが、長く住むうえで欠かせないのが定期的なメンテナンスです。
特に外壁は、住まいの美観を保つだけでなく、住宅の耐久性を高める重要な要素です。
本記事では、ユニバーサルホームの外壁の特徴から、そのメンテナンス方法、さらには外壁塗装の具体的な内容までを、プロの塗装業者の視点から詳しく解説します。
目次
ユニバーサルホームの外壁の特徴
ユニバーサルホームの住宅は、その高性能な外壁材により、多くの家庭から支持されています。特に注目すべきは、標準採用されている高性能外壁材ALC(軽量気泡コンクリート)です。
耐火性、断熱性、遮音性、耐久性に優れ、快適で安全な住環境を提供します。しかし、この優れた外壁材も、適切なメンテナンスを行わなければ、その性能を長く維持することは難しいです。
ここでは、ユニバーサルホームの外壁材であるALCの特徴と、その優れた性能について、さらには壁材にメンテナンスが必要かどうか詳しく解説します。
・高性能外壁材ALCを標準採用
ユニバーサルホームの住宅は、その外壁材に高性能なALC(軽量気泡コンクリート)を標準採用しています。
その名の通り非常に軽量であり、水に浮くほどの軽さを持ちながらも、多くの優れた特性を兼ね備えています。耐火性、断熱性、遮音性、耐久性に優れており、住まいの快適性と安全性を高めるための重要な要素となっています。
ユニバーサルホームのALC外壁の厚さは37mmであり、このALCパネル同士の接合部分にはシーリングが充填されています。
シーリングは、防水性を確保し、雨水や湿気が建物内部に侵入するのを防ぐ役割を果たします。また、断熱性の維持にも貢献し、パネル間の隙間からの熱の出入りを防ぎます。さらに、パネル同士の接合を強固にし、建物の構造を安定させる役割も担っています。
ユニバーサルホームの外壁に標準採用されている高性能ALC外壁は耐久性に優れていますが、性能を維持するためには定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。
・高性能外壁材ALCの特徴~耐火性・断熱性・遮音性・耐久性
ユニバーサルホームの住宅に採用されている高性能外壁材ALC(軽量気泡コンクリート)は、37mmの厚さを持ち、多くの優れた特性を備えています。
過酷な耐火試験をクリアしているため、火災時においてもしっかりとした防火壁として機能します。阪神・淡路大震災でも多くのALC外壁が防火の役割を果たしたことを覚えている方も多いのではないでしょうか。
また、ALCは軽量気泡コンクリートと呼ばれる通り、細かい気泡を均一に含んでおり、これが断熱効果を生み出します。熱の伝導を抑え、外部の暑さや寒さを遮断します。
都市部での生活では、外部からの騒音がストレスとなることがあります。ALCは、ビル建築の遮音壁や遮音床にも使用されるほどの優れた遮音性能を持っています。37mmの厚さを持つため、自動車の騒音などの外部の音を効果的に低減し、静かで快適な住環境を実現します。
さらに経年劣化が少なく、長期間にわたり住宅を守り続けます。この耐久性によりメンテナンス頻度を少なくし、長期的なコスト削減にも繋がります。
・ALC外壁に塗装は必要?
ユニバーサルホームの高性能外壁材ALCは、耐久性に優れ、ひび割れや反りがほとんど起こらないという特徴を持っています。しかし、この高性能な外壁材も、全くメンテナンスが不要というわけではありません。長期間にわたりその性能を維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
ALC外壁にも初めから塗装が施されています。この塗装は、外壁の防水性を確保し、外部の環境から建物を守る重要な役割を果たしています。
しかし、紫外線や雨風にさらされることで、塗膜が次第に劣化し、その防水性が失われてしまいます。防水性が失われると、雨水が外壁内部に侵入し、建物の構造にダメージを与える可能性があります。
ALC外壁の長寿命を保つためには、定期的な塗装が必要です。塗装を施すことで、外壁の防水性を回復させ、建物全体の耐久性を高めることができます。また、新たな塗装によって外観も美しく保たれ、住宅の資産価値を維持することにも繋がります。
ユニバーサルホームの外壁メンテナンスについて
ユニバーサルホームの住宅は高性能な外壁材ALCにより多くのメリットがあるものの、定期的なメンテナンスを怠ると、その性能を十分に発揮できなくなります。
外壁メンテナンスは、住宅の美観を保つだけでなく、建物の耐久性や安全性を維持するためにも非常に重要です。
ここでは、ユニバーサルホームの外壁メンテナンスの必要性と具体的な方法について詳しく解説します。
・ALC外壁も定期的な外壁メンテナンスが大切
ALC外壁は、その軽量性や断熱性、耐火性、遮音性により、多くの利点を持っています。しかし、外壁は常に外部環境にさらされているため、経年劣化は避けられません。
紫外線、風雨、気温の変化などが原因で、塗膜が劣化し、防水性が失われていきます。防水性が失われると、雨水が外壁内部に侵入し、建物の構造部分にダメージを与える可能性があります。そのため、長期間にわたりその性能を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
外壁には塗装が施されていますが、塗膜が劣化すると、防水性が失われます。定期的に再塗装を行うことで、外壁の防水性を回復させ、雨水の侵入を防ぎます。また、建物全体の耐久性を維持するためにも不可欠です。
そのようなことから、外壁の状態を定期的に点検し、劣化や損傷の有無を確認することが重要です。特に、塗膜やシーリングの劣化は見逃さないように注意が必要です
・目地のシーリングの状態に注意
ユニバーサルホームのALC外壁は、多くの優れた特性を持っていますが、その性能を維持するためには、目地のシーリングの状態にも注意を払う必要があります。ALCパネル同士の接合部分にはシーリングが充填されており、このシーリングも時間の経過とともに劣化します。
シーリングが劣化すると、まず防水性が損なわれます。雨水が劣化したシーリング部分から侵入し、外壁内部に達することで、建物の構造部分にダメージを与える可能性があります。防水性の低下は、内部の腐食やカビの発生を招き、建物の耐久性を著しく低下させる原因となります。
さらに、シーリングの劣化は断熱性や遮音性にも悪影響を及ぼします。シーリングが劣化して隙間ができると、外部の熱や音が直接内部に伝わりやすくなります。これにより、室内環境が不快になるだけでなく、冷暖房効率が低下し、エネルギーコストの増加を招くことになります。
シーリングの劣化を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが必要です。特に、ひび割れや剥がれが見られる場合には、早急に対応する必要があります。
シーリングの劣化が確認された場合には、古いシーリングを完全に取り除き、新しいシーリングを充填する打ち替えが必要になります。
・点検は無料、でも外壁塗装は有料対応
ユニバーサルホームでは、住宅の品質と安全性を維持するために、定期的な無料点検を実施しています。これにより、住まいの状態を把握し、必要なメンテナンスを早期に発見することができます。
外壁のひび割れやシーリングの劣化、塗膜の剥がれなどを詳細にチェックし、問題が早期に発見されることで、適切な対応が可能となるのです。
しかし、具体的なメンテナンス作業、特に外壁塗装やシーリングの打ち替えなどについては有料で対応する必要があります。
ユニバーサルホームの外壁塗装の注意点
ユニバーサルホームの住宅において長期間にわたってその性能を維持するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。特に外壁塗装は、防水性や美観を保つために重要な役割を果たします。
ここでは、ユニバーサルホームの外壁塗装に関する具体的な情報として、外壁塗装の必要性、費用の目安、地元の塗装業者の活用方法、そして塗装業者選びのポイントについて、プロの視点からお伝えします。
・ユニバーサルホームでは相場の3割から5割増しに
外壁塗装はハウスメーカーであるユニバーサルホームに依頼することができます。しかし、ユニバーサルホームを通じて外壁塗装を依頼する場合、その費用が一般的な相場よりも高くなることがあります。
これは主に中間マージンが発生するためです。
ユニバーサルホームのような大手住宅メーカーに外壁塗装を依頼すると、多くの場合、下請け業者や孫請け業者に作業が委託されます。複数の業者が関与することになるため、各業者の利益が加算され、最終的な費用が相場よりも高くなるのです。
具体的には、通常の相場の3割から5割増しになることがあります。
ユニバーサルホームに直接外壁塗装を依頼するのではなく、一般の塗装業者に依頼することも可能です。中間マージンが発生しないため、費用を抑えることができ、質の高い塗装サービスを受けることが可能です。
・地元の塗装業者で外壁塗装は可能
ユニバーサルホームの住宅は、地元の塗装業者に外壁塗装を依頼することが可能です。実際に、多くの地元の塗装業者がユニバーサルホームの外壁塗装を手掛けており、その結果として高品質で低コストのサービスを提供しています。
地元の塗装業者を利用する最大のメリットの一つは、自社施工であることが多い点です。自社施工とは、塗装業者が自らのスタッフで直接施工を行うことで、外注することなく、品質管理が徹底されます。
このため、中間マージンが発生せず、低コストで高品質な塗装サービスを受けることができます。また、自社施工の場合、施工業者が直接責任を持つため、細部にわたる丁寧な作業が期待できるのです。
さらに、多くの地元の塗装業者は、ユニバーサルホームの外壁塗装の経験を持っています。つまり同様の案件を手掛けた実績があることであり、ユニバーサルホームの外壁材や構造に精通しているという利点があるのです。
こうした業者は、ユニバーサルホームの特性を理解しているため、適切な塗料の選定や施工方法を提案することができます。
ただし地元の塗装業者を選ぶ際には、まずその業者の施工事例を確認することが重要です。
過去の施工事例を確認すれば、業者の技術力や仕上がりの品質を判断することができます。実際に施工された現場を見学したり、顧客の評価を参考にしたりすることで、信頼できる業者を見つけることができます。
・塗装業者選びに注意
外壁塗装を成功させるためには、信頼できる塗装業者を選ぶことが重要です。自社施工により低価格を実現し、熟練の職人による高品質な施工が期待できる業者も多いですが、業者によってコストや品質が異なるため、選択には十分な注意が必要です。
まず、塗装業者の公式サイトと施工事例を確認することが大切です。過去の施工事例を見ることで、その業者の技術力や仕上がりの品質を把握できます。実際の施工例を見学したり、顧客の評価や口コミを参考にしたりすることで、信頼できる業者を選ぶ手助けになります。
次に、担当者のコミュニケーション能力と提案力を評価することも重要です。親切で丁寧な説明をしてくれる担当者は、信頼性が高いと考えられます。こちらの要望に対して適切な提案をしてくれる業者は、満足度の高い結果をもたらします。担当者とのコミュニケーションがスムーズであることは、施工の過程でも安心感を得るために欠かせません。
また、保証やアフターフォローの有無とその内容を確認しましょう。塗装後の保証がある業者は、自社の施工に自信を持っている証拠です。長期的な保証があれば、万が一のトラブルにも対応できるため、安心して依頼できます。アフターフォローが充実している業者を選ぶことで、施工後のトラブルにも迅速に対応してもらえます。
ただし、費用だけで業者を選ぶのは避けるべきです。安さだけを追求すると、品質が低い業者に依頼するリスクがあり、結果的に再施工が必要になり、かえって高額な出費となる可能性があります。費用対効果を考慮し、コストと品質のバランスを取ることが重要です。信頼できる業者を選ぶことで、外壁塗装の仕上がりに満足し、長期的なメンテナンスコストも抑えることができます。
まとめ~川崎市の屋根塗装・外壁塗装なら
ユニバーサルホームの外壁塗装について、高性能外壁材ALCの特徴やメンテナンスの必要性、定期的な再塗装などを踏まえ、詳細に解説してきました。
外壁塗装は住宅の美観と耐久性を維持するために欠かせないメンテナンス作業であり、適切な業者選びがその成否を左右します。
特に地元の塗装業者は、自社施工により低コストで高品質なサービスを提供しており、ユニバーサルホームの外壁塗装の経験を持つ業者も多く存在します。
ユニバーサルホームの住宅にお住まいの方は、本記事を参考にして、最適な外壁塗装の選択をしていただければ幸いです。
川崎市の屋根塗装・外壁塗装なら、地元に密着し、実績豊富な塗装業者に相談しながら進めていくことをおすすめします。
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
「まだやるか決めていないんだけれど…」
など、ご心配不要です。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
- 【川崎本店】TEL:0120-711-056
- 【川崎南店】TEL:0120-711-056
- 【横浜青葉店】TEL:0120-824-852
川崎本店:〒216-0042 神奈川県川崎市宮前区南野川2-35-2
アクセスはコチラ
川崎南店:〒210-0804 神奈川県川崎市川崎区藤崎4-18-22
アクセスはコチラ
横浜青葉店:〒225-0024 横浜市青葉区市ケ尾町1603-2
アクセスはコチラ
【公式】YouTubeはコチラ
【公式】Instagramはコチラ
この記事の著者について
-
2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)