網戸の張り替えをしたいけど、どこに頼んだらいいかわからない。自分でやろうにもやり方が分からない。そんな方も多いかと思います。
実は誰でも簡単に出来る網戸張り替えのコツや、やり方についてご説明したいと思います。
目次
網戸のサイズを確認する
まずは張り替えたい網戸のサイズを測りましょう。網戸を外して横幅・縦幅と寸法を図り、メモをしておくと安心です。
ほとんどの網戸は枠に溝があり、そこに専用の押さえゴムをはめ込んで固定する仕様になっています。そのため、内側にある窓のサイズを測ってしまうとサイズが足りなくなってしまう場合があるので、しっかりと網戸本体のサイズを図りましょう。
また、抑えゴムは再利用することも出来ますが、劣化しているようでしたら交換が必要です。この抑えゴムにも色・サイズがあるので色・サイズを図っておいてメモしておくといいと思います。
道具を用意する
網戸の張り替えに使う道具を準備しましょう。必要な道具は以下の6つになります。1.2枚程度の交換であればホームセンターで千円程度で済んでしまいます。
1.マイナスドライバー(小さめ)
まず最初に網戸の抑えゴムを外す際に使用します。特にマイナスドライバーでなくても先の尖った金具(アイスピック等)でも代用できます。
2.張り替え用の網戸
網戸にはいくつかの色の種類があります。一般的には黒、もしくはグレーが多いと思いますが、現在の網戸と同じ色をお選びいただくことをお勧めします。
3.押さえゴム
上でもご説明しましたが古いゴムは状態が良ければ再利用することも可能です。しかし、網戸が破れる時期というのはそれなりに年数が経ち、劣化が進んでいると思われるため、新しいものに交換することをお勧めします。また、この抑えゴムにも色の種類があります。一般的には黒かグレーが主流ですが、現在使用されている色に合わせるといいと思います。
サイズにもいくつか種類があります。2.8㎜・3.5㎜・4.5㎜・5.5㎜・6.8㎜と、色々なサイズがあるので抑えゴムのサイズも忘れずに図っておきましょう。
4.押さえ用ローラー
押さえローラーは網戸をゴムで固定する際に使う道具です。最近ではカッターとセットになっているような物もあるので、そちらを購入されてもいいかと思います。
5.カッターナイフ
最後に余った網戸をカットする際に使用します。カッターにも幅の細い物、太い物等ありますが、どちらを使っても問題ありません。ご家庭にあるようでしたら、そちらを使ってい頂ければと思います。
6.クリップ
1人で作業を行う場合に非常に便利なのがクリップです。こちらも専用のものも売っていますが、代用できるような物(強力な洗濯バサミ等)があればそういったものを使っていただいても構いません。
張り替えの手順
では実際の網戸張り替えの手順を見ていきましょう。手元に準備した道具を用意して作業を進めます。
網戸を枠から外す
押さえゴムの継ぎ目を探して、マイナスドライバーなどで先端を引っ張り出して抑えゴムを外しましょう。抑えゴムが外れたら網戸を剥がします。
新しい網を張る
最初に網目と枠がしっかりと平行になるように網を合わせて、クリップで固定します。網を広げた時に横目と縦目がきちんと網目に沿っているように注意しましょう。たるみがあったりすると仕上りにも関わってくるので、なるべくぴんと張って固定すると良いでしょう。
押さえゴムを取り付ける
まずは抑えゴムの端を溝に押し込みます。この時はローラーの反対側の突起を使い溝に押し込みます。
最初のスタートは角から5㎝程度の部分からL形になるようにするとキレイに仕上がります。
押さえゴムの先端を固定したら残りの部分はローラーを転がしながら溝に押し込んでいきます。この際の注意点は、網がたるまないように引っ張りながら抑える・網目と枠が平行になる、この辺りを注意しながら行ってください。
最後にゴムを先端に合わせてカットしたら網戸の張り込みは完了です。最後にたるみなどがないか横から透かすように全体を確認します。この時、たるみなどがあるようでしたら溝のゴムをそっと外して引っ張りながら再度押し込むと直すことが出来ます。
余分な部分をカッターで切る
最後に余っている余分な網をカットしていきます。画像ではヘラを使っていますが、フリーハンドでカットしても問題ありません。
糸が出ていたりするとほつれの原因にもなってしまうので注意しましょう。以上が網戸張替えの作業手順になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?網戸の張り替えは材料と道具をそろえれば自分でも出来る作業です。道具もホームセンターやAmazonなどでも簡単に購入することが出来るので、ご興味がある方は是非参考にして頂ければと思います。