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こんにちは!
株式会社池田塗装の池田です。
今回は『訪問販売』の断り方について、お話したいと思います。
皆さんの中にも、塗装業者の訪問営業に、外壁塗装を勧められたという経験をお持ちの方は少なくないでしょう。
というのも、私どもに依頼されるお客様から「強引に勧められて困った」「家に上がって何時間も帰らなかった」「夜遅いのに契約するまでしつこかった」というお話をよくお聞きするからです。
そこで今回は、外壁塗装の悪質な訪問販売を撃退する方法、しつこい営業の断り方について、横浜市の塗装業者が詳しくお伝えしていきます。
外壁塗装の訪問販売とは?トラブルが多い現状を解説
外壁塗装の訪問販売によるトラブルが多発しています。
国民生活センターでは、外壁塗装をはじめ訪問販売によるリフォーム工事等に対する相談件数が増えていることが報告されています。
「契約を急かされて不要な工事の契約をしてしまった」ということがないように、ここではその現状についてお伝えしていきます。
・外壁塗装の訪問販売はトラブルが多い
まず、訪問販売業者の何がいけないのか、という点からをお話したいと思います。
もちろん、全ての塗装業者さんが悪質だとは言い切れない部分はあるのですが、やはりトラブルが多いという現実があります。
実際に、外壁塗装工事をはじめとするリフォーム工事の訪問販売によるトラブルの相談は、年間1万件以上という相談が国民生活センターに寄せられているのです。
※2022年の1年間で10,076件の相談件数を記録しており、年々増加傾向にあります。(参考:国民生活センター 訪問販売によるリフォーム工事・点検商法)
トラブルを避けるという意味でも、外壁塗装の訪問販売は、極力避けた方がいいのではないかと感じています。
・国民生活センターに寄せられているリフォーム工事・点検商法の事例
訪問販売のリフォーム工事に関する相談が国民生活センターに多く寄せられています。消費者が直面する可能性のあるいくつかの典型的な事例をご紹介します。
①よくある訪問販売の事例
近所で工事をしているという屋根工事業者が訪問。「たまたま屋根を見させてもらったが修理が必要」とのこと。契約してしまったが、そもそも近所ではリフォーム工事は行われておらず疑問を持った。
②工事完了後の高額請求
訪問営業による外壁塗装業者と契約。塗装工事完了後に見積書に記載されている費用よりも高額であった。「追加の修繕が必要になったため」とのことであるが支払いたくない。
③点検商法の典型例
「外壁の無料点検」と称して業者が訪問。点検完了後に外壁にひび割れが生じており、修繕が必要とのことで契約。しかし、そのような損傷はなかったことが判明したために、クーリングオフしたい。
外壁塗装の悪質な訪問販売を撃退する方法!しつこい営業の断り方
外壁塗装の訪問販売では、不安を煽って工事を契約させようとします。
そのため、どのような場合でも玄関ドアを開けないようにし、インターホン越しにはっきりと断ることが大切です。
・訪問販売の対処法「絶対に玄関ドアを開けない」
外壁塗装の訪問販売ですが、ある日アポもなしにチャイムを鳴らして突然やってくるのが特徴です。
実際の断り方なのですが、「絶対に玄関ドアを開けない」のが基本となります。インターホン越しにしっかりと断って、決して玄関ドアを開けないことが大切です。
しかし、このような訪問販売業者は、玄関ドアを開けてもらうことが契約の第一歩になることを知っていますので、あの手この手を使ってきます。
そのため、いろいろ不安を煽るようなことを言ってきます。
「お宅の屋根を見たのですけど、このまま放っといたら大変なことになりますよ。」
「外壁にひび割れがあります。このまま放置したら雨漏りしちゃいますよ。」
専門業者にこのようなことを言われたら、とても不安になるのは理解できます。
ついつい「どれどれ」と、玄関ドアを開けちゃいそうになるようなことを言ってきます。
しかし、それでも絶対に玄関ドアを開けないようにすることが、悪質業者から被害を受けないためにはとても重要なのです。
・はっきりと断ること
インターホンでお断りする際に、「今ちょっと忙しいから」とか「今はまだリフォーム工事は考えてないから」という言い方をする人は多いのではないでしょうか。
しかし、悪質な訪問販売からわが家を守るためには、『中途半端な言い方をしない』ことが大切です。
中途半端なことを言ってしまうと、はっきり断れない姿勢につけ込んで、さらに訪問回数が増えてしまうような可能性もあるのです。
「決まった業者さんがいるからそこに見てもらうので大丈夫です!」
「建ててくれた工務店に、全部お家のことはお任せしています。心配なので明日にでも来てもらうようにしますので大丈夫です。ありがとうございました」
このように、はっきりと断ることで、もう訪問するようなことはなくなります。
・もし玄関ドアを開けてしまった場合
もし玄関ドアを開けてしまった場合、いろいろと不安を煽るようなことも言ってくるでしょうし、「無料キャンペーン中だからお見積りだけでも」としつこく言ってきます。
しかし、見積もり依頼も絶対にしないことが大切です。
「無料キャンペーン中」という言葉につられて、「無料だったら、まぁいいか」とお願いしがちです。
しかし、お見積の依頼をするということは、また後日、その業者が見積もりを持ってきて、お家に上がってお話しすることになってしまいます。
・池田塗装をご利用くださったOBのお客様の体験談
「お見積り無料」ということで依頼したら、お家に上げて話しをすることになって、「5時間も話しをして帰ってくれなかった」「昨日、業者が夜11時までいたのよ!非常識じゃないかしら」など、と教えてもらうことがあります。
このような話しは、時々ある話じゃなくて、結構頻繁に聞きます。
会う頻度、会う回数を重ねるごとに断りづらくどんどんなってきますし 、断りづらくするように業者さんも訪問を心得てやっているものです。
そのようなことから、見積もりは絶対に撮らない、ということが非常に重要だと感じています。
・契約をしてしまった場合の対処法『クーリングオフ』
もし契約をしてしまった場合、不安を感じているようであれば、『クーリングオフ』という制度を活用することがオススメです。
もちろん、契約した工事の内容に納得したのであれば問題はありませんが、少しでも不安ある状態で「大丈夫かなぁ」と思いながら契約してしまったという方であれば、クーリングオフ制度によって、契約から8日間以内でしたら断ることが可能です。
契約破棄、契約解除ができますそのような少しでも不安がある状態でしたら、クーリングオフを利用して契約破棄、契約解除すると良いでしょう。
・クーリングオフとは
外壁塗装の訪問販売に基づく契約には、契約書の受領日から数えて8日間の『クーリングオフ期間』が設けられています。
この期間内に契約を解除することが可能です。
この制度は、訪問販売や電話営業など、一定の圧力のもとで行われた契約から消費者を保護する目的で導入されています。
クーリングオフを適用するための条件は以下の通りです。
- 契約書を受け取った日から起算して8日以内であること。
- 消費者が自ら業者を呼び寄せたり、事前に問い合わせを行ったりしていないこと。
- 契約内容にその他の法的な問題がないこと。
クーリングオフが実行されると、その契約は無効と見なされ、消費者は損害賠償や違約金の支払いを求められることはありません。
さらに、業者は工事の影響を受けた建物を契約前の状態に戻す責任を負い、その際の費用も業者が全て負担することになります。
まとめ~横浜市で外壁塗装のことなら池田塗装へご相談を
この記事では、外壁塗装の悪質な訪問販売を撃退する方法!しつこい営業の断り方についてご紹介しました。
ポイントとしては、
- まず玄関ドアは開けない
- 見積もり依頼をしない
- 仮に契約をしてしまった場合にも『クーリングオフ制度』があるということをご理解頂ければと考えています。
横浜市の外壁塗装・屋根塗装なら、地元に密着し、実績豊富な池田塗装にご相談ください!
「こんな相談しても嫌がられないかな?」
「まだやるか決めていないんだけれど…」
など、ご心配不要です。
「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)