「外壁塗装を行う時期がいつか分からない」
「外壁塗装を行うのに最適な季節はいつなのか」
上記のように、外壁塗装を行う時期について悩まれている方はいらっしゃいませんか。
知識を持たずに、外壁塗装を行う時期を判断することは難しいことです。
そこで、今回は劣化状況と築年数の2つの観点から、外壁塗装を行うべき時期をご紹介します。
また、屋根塗装やドア塗装に関するタイミングや季節毎のメリットとデメリットもご紹介します。
外壁塗装をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
□劣化状況から見た外壁塗装を行うべき時期とは?
*外壁の色褪せが見られたとき
外壁の色褪せは、外壁の劣化状況として深刻ではありませんが、劣化は始まっています。
そのため、当初よりも色褪せしていると感じた際は外壁塗装を検討しましょう。
深刻ではないので、急いで外壁塗装を行う必要はありません。
ただし、外壁塗装を行うための1つの目安として知っておくと良いですよ。
*チョーキングが見られたとき
チョーキングと聞いて、どのような劣化かが分かる方は少ないのではないでしょうか。
外壁に手が触れた際に、白い粉がついてしまった経験はありませんか。
実は、これをチョーキングといいます。
日光による紫外線や天候が原因で、塗装表面が劣化することで生じます。
チョーキングを発見したときの外壁の劣化状況は少し深刻です。
チョーキングを放置しておくと、ひび割れが生じてしまうため、注意しましょう。
*塗装の膨れや剥離が見られたとき
外壁の塗装部分に膨れや剥がれを発見した際は、外壁塗装を検討しましょう。
塗装の膨れや剥離は外壁の劣化が原因で生じます。
これらを放置しておくと隙間に雨水が侵入し、さらに劣化してしまいます。
*ひび割れが見られたとき
外壁におけるひび割れには2種類あります。
0.3ミリメートル以下のひび割れをヘアークラックといいます。
そして、0.3ミリメートル以上のひび割れを構造クラックといいます。
もし、構造クラックが見られた場合はできるだけ早く外壁塗装を行いましょう。
ひび割れは外壁にとって深刻な劣化状況であるため注意しましょう。
ひび割れを放っておくと、住宅の強度低下につながります。
*シーリング材の剥がれや割れを見られたとき
シーリング材とは、サッシ回りやサイディングボードの継ぎ目部分に充填する目地材のことです。
このシーリング部分に剥がれやひび割れが見られることがあります。
その際は、外壁塗装を検討するようにしましょう。
剥がれの度合いによっては、深刻なものからそうではないものまであります。
まずは塗装業者に相談してみると良いでしょう。
□築年数から見た外壁塗装を行うべき時期とは?
*新築住宅の外壁塗装の時期
新たに家を建ててから約10年経過したら、外壁塗装を検討しても良いでしょう。
そのため、10年を過ぎたら、いつでも外壁塗装できるように備えておくと良いです。
ただし、10年はあくまで目安であるため、外壁材や環境によって大きく左右されます。
さらに正確に時期を知りたい場合は、劣化状況も併せて考えることをおすすめします。
*2回目の外壁塗装を行う時期
初めてではなく、2回目の外壁塗装の時期はいつかと悩まれている方もいらっしゃるでしょう。
これは1回目に使用した塗料の種類によって異なります。
主に塗料は4つの種類に分かれており、以下の通りです。
・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・フッ素
まず、アクリルについてご紹介します。
アクリルの耐用年数は大体6年から8年です。
塗り替えではほとんど使用されません。
次に、ウレタンです。
耐用年数は大体8年から10年です。
一昔前に主流となった塗料として有名です。
そして、シリコンです。
耐用年数は大体10年から15年です。
コストパフォーマンスが良く、耐用年数も長いのでおすすめですよ。
最後に、フッ素です。
耐用年数は大体15年から20年です。
他の塗料と比較して少々高価ですが、圧倒的な耐用年数を誇っています。
ご自宅の外壁に使用されている塗料を確認し、ぜひ参考にしてください。
□屋根とドアに関する塗装のタイミングとは?
*屋根塗装を行うタイミング
ここでは、屋根塗装を行うべきタイミングをご紹介します。
屋根は外壁とは異なり、日常で目にする場所ではありません。
外壁に目立った劣化状況がなくても、屋根が損傷しているケースもあります。
そのため、10年に1度を目安に塗装業者に点検してもらうと良いでしょう。
屋根塗装におすすめの塗料はシリコンです。
先ほどご紹介しましたが、コストパフォーマンスが良く機能性も充実しています。
さらに、屋根の塗料には遮熱性や断熱性に優れた種類のものを選ぶと良いですよ。
*玄関のドア塗装を行うタイミング
次に、玄関のドア塗装を行うべき時期についてです。
あまり、塗装に関して注視されていない場所が玄関です。
玄関では、室内と外の気温の差によって結露が生じやすいです。
そのため、劣化した箇所にモノや足が当たると簡単に剥がれやすくなります。
帰宅した際に塗装が剥がれた玄関に入ることは少し嫌ですよね。
お客さんを招く時にも備えて、玄関のドアに劣化が見られた場合は塗装業者に相談しましょう。
□季節ごとの外壁塗装のメリットとデメリットとは?
まずは、比較的涼しい時期である3月、4月、5月に行う塗装についてご紹介します。
これらの時期に行うメリットは天候が安定していることでしょう。
塗装業者は施工をスムーズに進めやすく、予定通りに行きやすいです。
一方で、デメリットは春の時期に飛びやすい黄砂や砂埃が塗装部分に付着することがあることです。
また、春先は塗装業者にとって繁忙期であるため、工事を進めにくいケースもあります。
お早めに塗装業者と話し合いをしておくと良いでしょう。
次に、梅雨の時期である6月や7月に行う塗装についてご紹介します。
この時期は梅雨であるために天候が崩れやすいです。
外壁塗装をしている期間に雨が降った際には施工がお休みになります。
そのため、工事期間が長引くことや延期などが懸念されます。
適度な湿度を守って施工することでスムーズに進められます。
ただし、天候の原因で工事の長期化を避けたい方は、できるだけ梅雨の季節に塗装しないようにしましょう。
続いて、夏の暑い時期である8月に行う塗装についてご紹介します。
8月は暑い季節であるため、塗料も乾きやすく外壁塗装との相性は良いです。
雨が続くケースも少なく、施工もスムーズに進めやすくおすすめの時期です。
一方で、8月に外壁塗装を行うデメリットは夕立です。
もし、夕立が降ってしまうと工事は一時的にストップしなければなりません。
また、お盆の時期は塗装業者の定休日であるため、お盆の時期は避けましょう。
次は、涼しい秋の9月、10月、11月に行う塗装についてです。
秋に外壁塗装を行うメリットは、8月と同様に湿度が低いため塗料が乾きやすいことです。
加えて、気温も低くなるので、工事がスムーズに進むでしょう。
しかし、デメリットとして挙げられることは台風です。
このシーズンでは、台風の影響を非常に受けやすいです。
台風や長期にわたる秋雨によって工事が長引いてしまうケースは少なくありません。
秋に天気が崩れやすい地域にお住まいの方は注意しましょう。
最後に、寒い時期の12月、1月、2月に行う塗装についてです。
寒いシーズンは日照時間が限られているため、他の時期と比べると施工時間が短くなります。
また、気温が5度を下回ると工事を行えないほか、結露にも注意する必要があります。
工事期間を長引かせたくない方にはおすすめしません。
□外壁の塗り替え時期を長くする方法とは?
1つ目は、定期的にメンテナンスを行うことです。
外壁はさまざまな要因によって劣化しやすい部分です。
そのため、普段からこまめなメンテナンスを行うことは外壁を長持ちさせます。
また、気軽にできるメンテナンス方法として掃除が挙げられます。
劣化を防ぐほか美観を保つため、掃除をしておきましょう。
工事費用も抑えられますよ。
2つ目は、お住まいの住宅に最適な塗料を選ぶことです。
お住まいの環境に合った塗料を選ぶことは、外壁を長持ちさせるためにも重要です。
塗料によって異なりますが、塗料に適した下地に塗装することをおすすめします。
仮に、適していない下地に塗装すると本来発揮する性能が無くなってしまう場合があるので注意しましょう。
また、外壁が汚れやすい環境である場合は防汚性に優れた塗料を選ぶようにしましょう。
このように、住宅にとって最適な塗料を選ぶことで塗り替え時期を長くできますよ。
□塗装業者選びが重要!
外壁塗装を検討する際、塗装業者を見極めることは非常に重要です。
外壁塗装を行う時期によって費用の違いが生じます。
季節ごとにメリットやデメリットがありながらも、1年中いつでも外壁塗装はできます。
優良な業者であれば予期せぬ雨に備えて、下地を乾かしてから塗り直しをするでしょう。
また、お住まいの地域について深い知識をもつ塗装業者を選ぶようにしましょう。
塗装業者と相談し、地域に合ったアドバイスを受けながら塗装工事を進められます。
当社では、横浜・川崎周辺を中心に外壁塗装を行なっております。
横浜市、川崎周辺にお住まいの方に安心で安全なお住まいを実現させるため、尽力しております。
外壁塗装に関していくつもの賞を受賞していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□まとめ
今回は外壁塗装を行うべき時期について解説しました。
今回の記事では主に劣化状況や築年数、季節からの観点からそれぞれご紹介しました。
せっかくの外壁塗装を行う時期で失敗したくはありませんよね。
外壁塗装をご検討中の方に、この記事でお伝えした内容を参考にしていただけると幸いです。
横浜市、川崎周辺にお住まいの方で外壁塗装をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
より快適なお住まいを当社とともに実現させませんか。「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
川崎市・横浜市を中心に神奈川県全域が施工エリアになります。お家の外壁塗装、屋根塗装は職人直営専門店の「池田塗装」にお任せください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)