外壁の塗装をする際の工程の中に「下塗り」というものがあります。
外壁塗装を依頼したときは、下塗りがしっかりと行われているかチェックするようにしましょう。
しかし、そもそも下塗りのことを知らない方もいるでしょう。
そこで今回は、下塗りの役割と重要性、下塗り作業前のチェックポイントについて紹介します。
□下塗りの役割と重要性
下地と上塗りの間に塗料を塗る工程のことを下塗りといい、いくつかの役割があります。
*下地の色が透けるのを防ぐ
上塗りだけでは下地の色が透けて、思い通りの色を出せません。
思い通りの色を出すためにも、下塗りは欠かすことのできない工程です。
*上塗り塗料と下地の接着剤
下塗りには上塗り塗料と下地を接着させる役割があります。
下塗りをせずに上塗りだけをすると、塗装が剥がれやすくなってしまいます。
*さび止めをする
金属に塗装をする場合、上塗りだけでは金属がさびてしまいます。
さび止め効果のある下塗り塗料を使うことで、さびを防いでくれます。
塗装に関する疑問があれば、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
□外壁塗装の下塗り作業前にチェックすべきポイント
下塗りは塗装をする上で大切な工程ですが、下地そのものの状態が悪ければ、下塗りはその効果を十分に発揮できなくなります。
下地によっては、長年の汚れやカビが蓄積してこびりついており、通常の水洗いでは除去できません。
そのため、高圧洗浄機を用いて汚れやカビを洗浄する作業が行われます。
外壁塗装の工程表をもらった際は、下地の調整前に高圧洗浄機を用いての洗浄が予定されていることを必ず確認しましょう。
また、洗浄した後は1~3日の乾燥期間が設けられているかどうかもチェックしておきましょう。
外壁によっては経年劣化が原因で、ヒビや亀裂が入っている場合があります。
これらを残したまま塗装をしてしまうと、塗料が剥がれやすくなったり、雨水が外壁材の内部に浸水する可能性が高いです。
建物の防水性、防カビ性を高めるという観点からも、下地処理は重要な工程です。
見積もりの際は、下地処理がしっかりと行われた上で塗装されているかチェックしておきましょう。
□まとめ
今回は、下塗りに関する基礎知識、下塗り作業前のチェックポイントについて紹介しました。
下塗りに関する知識を身に付けておくと、スムーズに塗装会社とのやり取りが進みます。
横浜・川崎周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
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