「外壁塗装にはどれくらいの費用がかかるのか、安くできるのかどうか気になる」
「外壁塗装の相場を知りたい」
「外壁塗装において注意しておくべきことがあれば教えてほしい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
家を購入してから数十年経つと、外壁は劣化するため、外壁塗装する方は多い傾向にあります。
外壁塗装する場合には、費用や注意すべきことは事前に知っておきたいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
□外壁塗装にかかる費用相場について解説します!
外壁塗装の経験がない方にとっては、どれくらいの費用がかかるのが一般的なのかわからないことでしょう。
相場がわかっていないと、予算を考えにくく、失敗する恐れがあります。
そのため、自分の家を外壁塗装するとなった場合の費用相場はどれくらいか把握しておきましょう。
まず、戸建て住宅においての外壁塗装について解説します。
この場合の外壁塗装は、屋根は含まず、外壁のみを塗装することを指します。
ここでは、坪数ごとに費用相場を説明します。
20坪の家で、塗装面積が約79.2平方メートルの場合、費用相場は約40~90万円です。
30坪の家で、塗装面積が約118.8平方メートルの場合、費用相場は約60~100万円です。
一般的な家の大きさが30坪なので、家の坪数がわからない方は目安にしてください。
40坪だと約80~130万円、50坪だと約90~160万円、60坪だと約120~200万円というのが相場です。
少なくとも、60万円はかかると思っていると良いでしょう。
次に屋根の塗装もするといった方に、屋根を塗装する費用の相場について解説します。
屋根を塗り替える場合は、外壁塗装の相場に加え、約20~40万円かかります。
ただ、外壁塗装と屋根塗装を別のタイミングでするよりは、同じタイミングでする方が安いことが多いので、屋根塗装を考えている方は同時にすることをおすすめします。
以上が、外壁塗装にかかる費用相場についてでした。
□外壁塗装にかかる費用の内訳について解説します!
続いては、外壁塗装にかかる費用の内訳について解説します。
外壁塗装には、色々な種類の費用がかかります。
ここでは、占める割合が大きい順にご紹介します。
1つ目は、人件費です。
これは、全体の約40パーセントを占めます。
どれくらいの面積を塗るか、1日当たり何人が必要なのかということによって変わってきます。
外壁塗装は、職人が実際にその場で塗るので、当然人件費は避けられません。
2つ目は、材料費です。
これは、全体の約25パーセントを占めます。
材料にも様々なものがあり、耐久年数が短く安価なアクリルは、1平方メートルあたり約1,000円です。
これに対し、耐久年数が長く、高価な無機や機能性塗料は、1平方メートルあたり約2,500~4,500円かかります。
塗料の素材に関して、具体的なことは後ほどご紹介します。
3つ目は、運搬費や必要な工事の代金です。
これは全体の約20パーセントを占めます。
塗装会社が、荷物を運んで家までに向かう運搬費の他に、塗装の許可を得る費用や建物の状況に応じた工事にかかる費用があります。
下地調整やクラック処理といった工事は、外壁面のヒビや劣化した部分を埋める工事です。
その他にも、塗装工事における廃材を処分する費用もこれに含まれます。
4つ目は、足場代です。
これは、全体の約15パーセントを占めます。
足場を設置するのには、足場材が必要となるので費用がかかります。
これも、外壁塗装で必要なことの1つです。
以上が、外壁塗装にかかる費用の内訳についてでした。
□外壁塗装に費用を安くする方法について解説します!
外壁塗装にかかる費用を安くするポイントは、3つあります。
1つ目は、火災保険を適用するということです。
火災保険を適用するには条件がありますが、適用できる場合は積極的に利用しましょう。
条件によっては、約20万円安くなる場合もあります。
これは見逃せないポイントなので、ご自宅の火災保険はどういったものなのかチェックしてみると良いでしょう。
2つ目は、助成金や補助金です。
自治体で定められている場合には、省エネ効果のある塗料を用いると、約10~30万円の助成金を受け取れることがあります。
ただし、これは自治体によって異なるので、ご自宅が属している自治体がこの制度を取り入れているのかどうか調べてみましょう。
3つ目は、ローンを活用して塗装するということです。
お金を貯めて、数年後に外壁塗装しようと考えている方は注意が必要です。
お金を貯めている間にも、外壁には雨が降り、外壁は強い風や紫外線を浴びます。
そうなると、徐々に外壁も劣化するので、さらに修繕費がかかってしまうことがあります。
そのため、早いうちにローンを組んで外壁塗装する方が、安くなる傾向があります。
以上が、外壁塗装にかかる費用を安くするポイントについてでした。
□外壁塗装に使える支払方法について解説します
外壁塗装を依頼した際に、使用可能な支払方法はいくつか存在します。
いつもお使いの支払い方法が不可能な場合もあるので、ここで確認しておきましょう。
1つ目は、現金払いです。
銀行振込の現金払いが、最も多い支払方法です。
2つ目は、クレジットカード決済です。
これは手数料がかかるので、中には受け付けていない会社もあります。
依頼しようと考えている会社で、クレジットカードを使いたい方は、実際にホームページで確認してみましょう。
3つ目は、リフォームローンです。
手元に支払えるほどのお金がない場合には、ローンを組むことも可能です。
ただ、担保が必要であったり、金利が発生したりすることから、結果として多額の費用がかかる可能性もあるので、注意が必要ですね。
4つ目は、財形貯蓄です。
この制度は、企業が従業員の毎月の給与の一部を天引きし、それを従業員の何らかのライフイベントに充てるというものです。
財形貯蓄に加入している場合は、外壁塗装に75万円以上かかり、5年以上積み立てていると引き出すことが可能です。
加入している方は、検討してみるのも良いでしょう。
以上が、外壁塗装にかかる費用に対する支払方法についてでした。
□外壁塗装の際に注意しておきたいポイントについて解説します!
ここからは、外壁塗装に関する注意点を2つ解説します。
1つ目は、ベランダで洗濯物を干せない可能性があるということです。
外壁塗装する際には、足場を組んで、建物を囲みます。
そういった場合は、ベランダで物を干せないことがよくあります。
作業の際には、ホコリやゴミが発生することもあるので、窓を開けられないこともありますね。
このような事態に関しては、あらかじめ想定しておくと良いでしょう。
2つ目は、近隣住民に迷惑がかかる可能性があるということです。
外壁塗装する場合は、足場を設置する際に大きな音が鳴ります。
そのため、近隣住民には施工期間を知らせておくことが重要です。
塗料のにおいが蔓延することも考えられるので、トラブルが起きる前に、行動することが重要ですね。
以上が、外壁塗装の際に注意しておきたいポイントについてでした。
□外壁塗装における塗料の種類と耐用年数・価格について解説します!
外壁塗装によく使われる塗料は7種類あります。
1つ目は、アクリルです。
これは、先ほど費用の内訳を解説した際にご紹介しましたが、最も安い塗料です。
耐用年数は4~7年で、1平方メートルあたり約1,000円です。
2つ目は、シリコンです。
シリコンは、価格と耐久性のバランスに優れているので、多くの住宅で使われています。
耐用年数は7~15年で、1平方メートルあたり約2,300~3,500円です。
3つ目は、フッ素です。
フッ素は、紫外線に強いだけでなく、汚れても雨で落ちやすいので、汚れにくいといった魅力があります。
耐用年数は約12~20年で、1平方メートルあたり約3,500~4,800円です。
4つ目は、セラミックです。
セラミックには様々な種類があり、断熱性があるものや、汚れに強いものなどがあります。
耐用年数は約10~25年で、1平方メートルあたり約2,300~4,500円です。
5つ目は、光触媒です。
光触媒には、窒素酸化物を除去して空気浄化効果をもたらしたり、光による化学反応で外壁に付着した汚れを分解し、雨によって流したりする働きがあります。
耐用年数は約10~20年で、1平方メートルあたり約3,800~5,500円です。
単価が高いので、できるだけ値段を抑えたい方にはあまりおすすめしません。
6つ目は、ラジカルです。
ラジカルは、新しく発売されたものなので、耐久性を示す実例は少ないですが、耐用年数は約8~16年です。
費用は1平方メートルあたり約2,200~4,000円と、耐久性の割には安いので、コストパフォーマンスに優れた塗料と言えるでしょう。
7つ目は、無機塗料です。
無機塗料には、その名の通り、鉱物をはじめとする無機物が含まれています。
無機物なので炭素が含まれておらず、燃えにくいほか、汚れにくいといった特徴があります。
耐用年数は約10~25年で、1平方メートルあたり約3,500~5,500円と、比較的高価な塗料です。
以上が、外壁塗装で使われる塗料の種類と、その耐用年数・価格についてでした。
□まとめ
今回は、外壁塗装を検討中で、費用から塗料までといった、具体的なことについて知りたい方に向けて、相場や内訳、安くする方法や支払い方法、塗料にはどういったものがあるのかについて解説しました。
本記事によって、当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回ご紹介した情報を参考にして、外壁塗装につなげてみてくださいね。
外壁塗装がうまくいくと、ご家族の気分も上がることでしょう。
また、横浜・川崎周辺で外壁塗装に関する悩みや疑問点がある方は、どうぞお気軽に当社までご連絡ください。「HPを見たのですが…」と、0120-711-056(年中無休8時〜19時)まで、お気軽にお電話下さい。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)