塗料の種類にはどんなものがあるの？
塗料にはさまざまな種類があり、それぞれで耐久性や価格が異なります。
今回は、「ウレタン塗料」、「シリコン塗料」、「フッ素塗料」の3種類をご紹介します。
＊ウレタン塗料
ウレタン塗料の特徴は、なんといっても価格が安いことです。
現在は、後で紹介するシリコン塗料が主流ですが、シリコン塗料の登場前まではこのウレタン塗料が代表的な塗料でした。
耐久年数は5～7年とあまり長くありません。
そのため、定期的に塗り替えを楽しみたい方におすすめの塗料と言えます。
＊シリコン塗料
シリコン塗料は、価格と機能のバランスが良いです。
水によくなじむ、親水性という性質があるため、塗装の表面に汚れが付きにくく、ウレタン塗料に比べて汚れに強い特徴があります。
耐久年数は、7～10年です。
＊フッ素塗料
耐久性を重視する方におすすめの塗料です。
水をはじく性質を持っており、長期的に建物を保護できます。
シリコン塗料よりもさらに強い塗膜（とまく）をつくり、とにかく汚れにくいのがメリットです。
高性能な分、価格もウレタンやシリコンに比べて高額な場合がほとんどです。
耐久年数は15年以上です。
おすすめの塗料をご紹介
＊日本ペイント サーモアイ4F
日本ペイントの「サーモアイ4F」は、対候性、光沢保持性に優れたフッ素塗料です。
遮熱効果にも優れており、塗装することで素材の表面温度を15～20℃下げる効果があります。
日本特殊塗料 パラサーモシリコン
日本特殊塗料の「パラサーモシリコン」は、優れた遮熱性を持つシリコン塗料です。
室内の温度の上昇をおさえる効果があるため、省エネに非常に効果的です。
＊大同塗料 ハイルーフマイルドフッ素遮熱型
大同塗料の「ハイルーフマイルドフッ素遮熱型」は、抜群の耐水性を持ち、光沢を長期間維持できます。
また、素材との密着が良いため、通常の屋根塗装よりもかかる工程数を減らせます。
さらに、乾燥が早く作業がしやすいので、コストを大幅に削減できるメリットもあります。
まとめ
今回は、屋根塗装に使われる塗料の種類や、おすすめの塗料をご紹介しました。
価格や性能などが全く異なる塗料が、数多く販売されています。
しっかりと比較、検討して、自分が一番いいと思える塗料を選ぶようにしましょう。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。（各図書館に置かれています）
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
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