モニエル瓦の特徴
モニエル瓦は、ヨーロッパ発祥であり、主にセメントと砂を混ぜて作られています。
表面にスラリーというセメントの着色剤が厚めに塗られていて、さらにその上にアクリル樹脂系の塗料を塗って完成します。
成形されたモニエル瓦は、施工がしやすく、豪雨や暴風雨にも耐えられる防水性を備えています。
断熱性にも優れており、デザインにも多様性がある大変有用な瓦です。
一方、重さがあるため、耐震性が低いという欠点もあります。
また、現在は生産されていないため入手が難しく、地震や滑落で割れてしまっても交換が難しいのが現状です。
塗装時の注意点
モニエル瓦は塗装するのがとても大変な屋根材です。
塗装時の注意点は主に2つあります。
*スラリー層を取り除く
先ほど説明したように、モニエル瓦の表面にはスラリーが厚く塗られているため、残さず洗い流してから塗装を行わないと、塗装が剥げてしまう原因になります。
*専用塗料を用いる
モニエル瓦に使うことができる塗料は多くありません。
モニエル瓦専用塗料もあるので、それを使えば間違いありません。
モニエル瓦には使えない塗料を使ってしまうと、すぐに劣化してしまい施工トラブルの原因となってしまいます。
業者に塗装を依頼する時には、見積もりで塗料を確認させてもらうとよいでしょう。
塗装の手順
塗装は次のような手順で行われます。
*洗浄
高圧洗浄によって、スラリー層を残さず洗い流します。
洗い流した後はしっかり乾燥させます。
*下地補修
ひび割れしている部分の補修や、破損している瓦の交換を行います。
*下塗り材を塗る
下塗り材をたっぷり染み込ませるように塗っていきます。
*上塗り材を塗る
ムラがないように丁寧に上塗り材を塗っていきます。
塗り残しがないように気をつけます。
まとめ
以上モニエル瓦の塗装について紹介しました。
注意点をしっかり覚えておくとよいと思います。
塗装が大変な屋根材なので、塗装を考えている方は、きちんと作業を行なってくれる信頼できる業者に依頼するとよいでしょう。
当社は、お客様に満足していただける塗装を行なっています。
ぜひ一度ご相談ください。
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この記事の著者について
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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
一人でもそういう方がいなくなり、私たちが地元の皆さまに貢献できればと思っています。川崎市・横浜市にお住まいで、外壁塗装についてお悩みの方はお気軽にご相談下さい。(会社概要・本店について|青葉店はこちら)