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今日は「外壁塗装の価格」について、詳しくお話ししたいと思います。
外壁塗装の適正価格がどのくらいなのか、多くの方が疑問に感じているのではないでしょうか。インターネットや業者のホームページを見ると、さまざまな価格帯が書かれており、どれが本当に適正な価格なのか迷ってしまうこともあると思います。
そこで本記事では、外壁塗装の見積書を項目ごとに分解し、適正価格について詳しく解説していきます。
外壁塗装の適正価格とは?
外壁塗装の適正価格を知ることは、とても重要です。適正価格とは、提供されるサービスや使用する材料の品質に見合った価格のことを指します。塗料の品質、施工の技術、作業の手間など、さまざまな要素を考慮して決まります。
外壁塗装の価格が業者ごとに異なるのは、いくつかの理由があります。まず、使用する材料の違いです。例えば、一般的なシリコン塗料と高品質な無機塗料では、価格が大きく異なります。
また、施工方法の違いも価格に影響します。例えば、「下地処理」だけ見ても、モルタル外壁の補修なのか、サイディング外壁のコーキングの打ち替えなのかによって、費用は大きく変わってきます。
そのようなことから、適正価格を判断するためには、見積もりを比較し、提供されるサービスの内容を理解することが大切です。
外壁塗装の見積書の項目
外壁塗装工事の見積もりを取ると、いろんな見積もりのパターンがあると思います。紙一枚で簡単に見積もりを出す業者さんもいれば、詳細な見積書を2枚も3枚も提出する業者さんもいます。
詳細な見積書にはさまざまな項目が記載されており、初めて見る方には分かりにくいことが多いかもしれません。どの項目が何を意味しているのか、またそれぞれの価格が適正であるかどうかを判断するのは、なかなか難しいものです。
しかし、どの業者の見積もりが適正価格かを判断するためには、見積書の細かい項目を比較することが大切です。
見積書の基本構成
見積書は大きく分けていくつかの主要な項目で構成されています。これらの項目は、施工の過程や使用する材料、必要な設備などに対応しています。具体的には、以下のように大きく分けて5つの項目があります。
①足場設置
②下地調整
③外壁塗装
④屋根塗装
⑤付帯部塗装
それぞれの項目について具体的に見ていきましょう。
それぞれの項目について
それでは、見積書の内容がより理解しやすくなるために、各項目について詳しく見ていきましょう。(価格については30坪くらいの家で一般的なシリコン塗料を活用したと想定しています)
①足場設置
外壁塗装を行う際に、まず必要になるのが足場の設置です。足場がしっかりと組まれていないと、安全に作業ができません。足場の設置費用は、建物の大きさや形状によって異なります。一般的には、30坪くらいの家で約15万円前後が目安です。
②下地調整
塗装前の準備作業である下地調整は、塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。外壁のひび割れや傷を修復し、塗料が均一に塗れるように表面を整えます。この工程を省略すると、塗料が剥がれやすくなり、再塗装の頻度が高くなってしまいます。
下地調整は施工方法によって異なりますが、モルタルの補修を行う場合、約3万円から5万円程度かかります。サイディング外壁のコーキングの打ち換えだと、15万円前後の費用がかかります。
③外壁塗装
外壁塗装のメイン作業です。塗料の種類や塗装の方法などによって価格が変わります。例えば、高品質なシリコン塗料を使用する場合、耐久性が高く、長期間にわたって外壁を保護します。一般的な費用は、30坪くらいの家で約30万円です。
④屋根塗装
屋根も外壁と同様に塗装が必要です。屋根は雨や紫外線の影響を直接受けるため、耐久性の高い塗料が求められます。屋根塗装費用には、15万円から20万円くらいの費用がかかります。
⑤付帯部塗装
付帯部とは、雨樋やシャッター、窓枠など、外壁以外の部分です。これらも塗装することで、建物全体の美観を保つことができます。付帯部(雨樋やシャッターなど)の塗装には、15万円前後の費用がかかります。
これらの項目ごとの価格を合計すると、総額で約90万円前後が一般的な適正価格となります。ただし、これはあくまで目安であり、業者によってはこれより高かったり安かったりすることもあります。
外壁塗装の見積書を比較するポイント
外壁塗装の見積書を受け取ったとき、多くの方はまず価格に目が行くことでしょう。しかし、価格だけで業者を選んでしまうと、後で後悔することもあります。見積書を正しく比較し、適正な業者を選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。
価格だけで判断しない
見積書を比較する際、価格だけで判断するのは避けましょう。価格が安いからといって、必ずしもお得とは限りません。逆に高いからといって、塗装工事の品質が良いとも限りません。重要なのは、価格と内容のバランスです。
極端に安価な見積書には、適切な塗装工事ではない可能性があります。例えば、塗装回数が不適切な場合や、乾燥時間が守られていない場合だと、塗料がうまく定着せず、すぐに剥がれてしまう可能性があります。結果的に、再塗装が必要になり、余計な費用がかかることになります。
そのため適正な価格を見極めるためには、見積書に記載された内容をしっかり確認し、施工内容や使用する材料についても理解することが大切です。見積書の詳細な項目を比較し、価格と内容が適正であるかどうかを判断しましょう。
高すぎる項目・低すぎる項目はないか
見積書を見比べる際、各項目の価格にも注目しましょう。特定の項目が高すぎる、または低すぎる場合には注意が必要です。
例えば、キャンペーンとして「足場代無料」のような場合でも、塗装代など他の項目が相場よりも高く、結局は適正な価格よりも高額になってしまうことがあります。
また、外壁塗装の費用が極端に低い場合も要注意です。これらの作業は外壁塗装の品質に直結するため、価格が低すぎると低品質の塗料が活用されていることや、施工が適切に行われていない可能性があります。施工内容が不十分だと、塗装の持ちが悪くなり、後々再塗装が必要になることがあります。
見積書の透明性
見積書の透明性も重要なポイントです。透明性のある見積書とは、各項目の費用が明確に記載されており、どのような作業が含まれているのかが分かりやすく説明されているものを指します。見積書が詳細であればあるほど、業者の信頼性が高いと言えます。
例えば、「外壁塗装一式」とだけ記載されている見積書では、具体的な作業内容が不明確です。これでは、どのような作業が行われるのか、使用する塗料や材料が何なのかが分かりません。一方、「外壁塗装:シリコン塗料(日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」)、上塗り2回」などと詳細に記載されている見積書であれば、施工内容が明確で安心できます。
見積書の透明性を確認するためには、業者に具体的な説明を求めることも有効です。質問に対して丁寧に答えてくれる業者は、信頼性が高いと判断できます。
(外壁塗装の費用相場を詳しく知りたい方はコチラもご覧ください)
まとめ~横浜市の外壁塗装・屋根塗装のことなら
本記事では、外壁塗装の適正価格について詳しくお伝えしました。適正価格の基準、業者ごとの価格差、見積書の項目とその内容について解説し、見積書を比較する際のポイントについてもご紹介しました。
外壁塗装の適正価格を理解するためには、使用する塗料の品質や施工の技術、業者の信頼性など、さまざまな要素を考慮することが重要です。価格だけで判断せず、見積書の内容をしっかりと確認し、各項目の価格が適正かどうかを見極めることが大切です。また、見積書の透明性も確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
今回の情報を活かし、適正な価格で質の高い外壁塗装を実現するために、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討してください。信頼できる業者と協力し、満足のいく外壁塗装を行いましょう。
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この記事の著者について

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2021年3月31日、はじめて執筆の書籍「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」をクロスメディア・パブリッシングより出版。(各図書館に置かれています)
「初心忘るべからず」という言葉を胸に、毎日お客さまの信頼を得られるよう頑張っています。 世の中には不誠実な業者も多く、リフォームで後悔する人が後を絶ちません。
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