ここでは、お問い合わせを頂いて施工が決定した後の一般的な作業の流れをお伝えします。
1.足場を組みます(1日目)
品質の高い塗り替えリフォームを実現するための第一歩は足場の設置です。足場とは、作業をするために家の周りに建てる金属の板と棒のことです。
足場は丁寧できちんとした施工を行うためにとても大事なので、決して手は抜かず、一つ一つ綿密に組み立てていきます。
足場を組んだ後は、塗料が近所に飛び散らないようにするため飛散防止のネットで足場を覆います。 作業前にはご近所様にご挨拶に伺いますのでご安心ください。 細心の注意を払っています
- お客さまのご自宅はもとより、ご近所さまの家も傷つけないよう細心の注意を払っています。
- 飛散防止ネットで覆っていても、近くに駐車している車がある場合には、車体を養生して対応します。
- 家の形は一軒一軒違います。職人が作業しやすいよう高さなどにも気を配りながら設置します。
- 台風の日など風の強い日は点検に伺います。
2.高圧洗浄で汚れている部分を徹底的にきれいに(2日目)
足場を組み終えたら次は家を洗浄します。
この洗浄でその後の塗料の持ちなどが違ってくるため、決して手の抜けない大切な作業です。 洗浄で屋根、外壁、さらに塀まで隅々までキレイにしていきます。
見ているだけでも気持ちの良い作業です。時々、自分でやりたくなってしまうお母さんもいます。 しかし、屋根や足場に上ってホースを持ちながら作業するのはとても危険な作業です。
簡単にやっているように見えても実は熟練した経験と技術が必要なのです。
また、夏場はともかく冬場となるとどうでしょう・・・。実はパンツの中まで水でびっしょり濡れるのでとてもキツい作業でもあります。
こんなことを平然でやってくれる職人達は池田塗装の宝です。
寒い日には早く終わらせたい気持ちもありますが、隅々まで汚れを落とすように、念には念を入れて作業します。
私たちは毎日の仕事でも、お客様は10年に一度の塗替えだからです。 汚れの上に塗装をされると思うとなんだからあまり気持ちよくないですよね。私たちもそう思います。
業者によってはこんなことも… 単に水をかけているだけのように見えるかもしれませんが、高圧の水流で汚れを綺麗に洗い流しています。 ※かつて水道のビニールホースで豪快に水をぶっかけて「水洗いした」という業者もいました。
3.養生・シーリング・下地調整(3〜5日目)
じつは、これが大変面倒な仕事なんです。でも、職人たるもの文句ひとつ言わずにやるべしです。
弊社の職人さんの手はいつも真っ黒でごわごわです。 なぜなら、このような作業を全て手で行っているからです。
帰社後、せっけんであらってもなかなか汚れは落ちませんが、それでも手作業できっちり丁寧に行っています。
実は、リフォーム会社の下請けで作業をする業者が手を抜くポイントはココです。 なぜなら、大変面倒な作業である上に、塗装してしまえば完成直後は見えなくなってしまうからです。
しかし、あとあと仕上がりに差が出てくるためとても大切な作業なのです。
養生
養生とは、塗装の種類を分けて塗るところをテープで区切り、塗装がはみ出ないようにする作業です。養生がきっちりできないと一人前とは言えません。
シーリング
シーリングとは、壁などのひび割れやすき間を埋める作業です。これをしっかりしておかないと、塗料を塗った後にひび割れがひどくなってしまいます。適切なシーリング材で補修をすることが長持ちの秘訣です。
下地調整
劣化した前の塗料をはがさずその上から塗料を塗ると、仕上がりが悪くなるだけでなく塗料の密着不良によりせっかく塗った塗料がはがれてしまう原因になります。見えないところもしっかり手を抜かずにやるのが池田塗装流です。
4,下塗り(6〜7日目)
いよいよ塗装の開始です。最初はシーラーと呼ばれる下地剤を塗っていきます。
下地剤は塗ると半透明になりますが、塗り残しの無いようしっかりチェックをして塗っていきます。この作業を怠ると、数年してから塗料がはがれてきてしまいます。
ディズニーランドの中の歴代のアメリカ大統領の人形は、服に隠れて決して見えることが無くても皆“本物”の腕時計をしているそうです。
私たちも同じように“本物”でありたいと願っています。 だから私達池田塗装は決して手を抜きません。それが私達職人の喜びでもあるからです。 こだわっています
- 家の外壁の種類や傷み具合を見て、適切な塗料を選ぶことが大切です。
- 塗っている最中も、下地と塗料の密着状況に配慮しながら作業をします。
5.中塗り(8〜9日目)
中塗りで終わってしまっても完成直後は分かりませんが、結果は2~3年後に分かります。
それは中塗りで終わるとツヤ・色が引けてはがれてくるからです。
ここも悪質な業者が手を抜くポイントです。 みるみるお家がきれいになっていく姿にみなさん驚かれます!しかし、このときの色で満足されない方は仕上げには違う色で塗ることもできますよ!
6.仕上げ塗り(10〜13日目)
みなさん「やっぱり手塗りは丁寧だし、3度塗りは違うわね」とよく言われます。 しかしごく稀に、3度塗っても「1度しか塗っていないんじゃない?」と疑われてしまうことも・・・。
悔しいですが、こういうご時世ですので仕方がないこと。お客様の疑う気持ちもよく分かります。
7.足場ばらし
足場を解体するまえに、家全体を最終点検。必要があれば細部の手直しを行います。
それらが終わったら、安全に配慮しながら足場を解体していきます。 ゴミやペンキの汚れなどが周囲に残っていないかまでチェック。 ハケや塗料の缶ひとつまで、全てを綺麗に取り去るまでが仕事です。 こだわっています
- 足場を解体してしまうと塗り直しができなくなるため、しっかりと家全体をチェックします。
- 塗装作業が終わったことの安心感からか、事故が起こりやすい時でもあります。せっかく塗ったお客さまの家を傷つけないよう、細心の注意を払いながら足場を外します。
8.完成
そしてついに完成!
見違えるように美しくなった我が家。 塗り替えを頼む前までは、あの業者の評判はどうか・・・この業者は大丈夫だろうか・・・ 不安でいっぱいだったけれど。まるでそれらの不安が遠い過去のように感じられます。
生まれ変わった我が家を見て、みなさん、新築のころを思い出されるようです。
「この家にも、いろんな思い出があったなぁ・・・」と、感慨深い気持ちになられることでしょう。
お父さんも家に帰るのが楽しみになり、お母さんも笑顔が増えて、夫婦仲がさらによくなる方が急増。会社帰りに、遠くから輝いた我が家を眺め、「仕事疲れもストレスも、全部忘れられる喜びがある。」と、言われます。そんな…